【二字熟語】
憂愁
【読み方】
ゆうしゅう
【意味】
うれえ悲しむこと。気分が晴れず沈むこと。
【語源・由来】
「憂」は「物思いに沈む。心配する。心配事。うれい。」
「愁」は「うれえる。うれい。」
【類義語】
憂鬱、沈鬱
憂愁(ゆうしゅう)の使い方
健太くん。顔に憂愁の色が浮かんでいるけどどうしたの?
テストの成績が悪くて、進級できるかわからないんだ。
それで深い憂愁に閉ざされているってわけね。憂鬱と哀愁にとらわれている暇があったら勉強しなさいよ。
ともこちゃんの言うとおりだよ。
憂愁(ゆうしゅう)の例文
- 健太くんが、憂愁を帯びた表情をしている。
- 彼は愛する家族を失って、憂愁の日々を送っている。
- 健太くんは、自分ではどうしょうもできない問題を抱え、憂愁に閉ざされている。
- 憂愁を表現した歌詞だが、メロディはポップで憂愁さを感じさせない。
- 会社の再建のために奔走している父の顔に憂愁の影を見た。
「憂愁に閉ざされる」とは?
「憂愁」を用いた表現の一つに「憂愁に閉ざされる」があります。
「憂愁に閉ざされる」とは、心配や悲しい気持ちのために、何もやる気が起こらないことをいいます。
【例文】
- 憂愁に閉ざされている健太くんに、温泉で癒されてきてもらおう。
- 憂愁に閉ざされている時は悲観的になってしまうので、できるだけ楽しいことを考えるようにする。
- 絶望と不安で、健太くんの心は憂愁に閉ざされる。