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「愁眉」の意味と使い方や例文!「愁眉を開く」とは?

【二字熟語】
愁眉

【読み方】
しゅうび

【意味】
心配のためにしかめるまゆ。心配そうな顔つき。

【語源・由来】
「愁」は「おわる。おえる。おわり。」
「眉」は「まゆ。」

愁眉(しゅうび)の使い方

ともこ
健太くん。いなくなっていた愛犬が見つかったそうね。
健太
見つかったと聞いた時は、家族全員愁眉を開いたよ。
ともこ
怪我とかしていない?
健太
いなくなった時と同じ、元気なままだったよ。

愁眉(しゅうび)の例文

  1. 強制連行されると思っていたので、任意と聞いて愁眉を開きました。
  2. 健太くんの見解を聞いても愁眉を開くことはできなかった。
  3. 両親の顔を見た少女は、ようやく愁眉を開きました。
  4. 援軍の到着に愁眉を開いた。
  5. 撮り鉄のマナー違反が愁眉の課題だ。

「愁眉を開く」とは?

愁眉」を用いた慣用句の一つに「愁眉を開く(しゅうびをひらく)」があります。

愁眉を開く」とは、「今までの心配がなくなって安心する。眉を開く。」という意味です。

開く」は、寄せていたまゆをほっとして明け広げるという意味です。
愁眉が消える」「愁眉が晴れる」は誤用です。
【類義語】
・眉を開く(まゆをひらく)

【例文】
・容態が持ち直したと聞いて愁眉を開きました。
・絶望視されていたが、全員無事の報に愁眉を開いた。
・ようやく疑いが晴れて愁眉を開く