改選の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
改選
【読み方】
かいせん
【意味】
任期満了のときなどに、議員・役員などを改めて選挙すること。
時が来たら、新しく人を選んだり、また同じ人を選ぶか決めるわけやな。要するに、一定の時間が経ったら、位置や役割を確認し直すことやね。
【語源・由来】
「改」は「古いものをやめて新しいものに変える。」
「選」は「より分けてえらぶ。えらぶこと。」
【類義語】
出直し選挙 入れ替え
改選(かいせん)の解説
「改選」っていう言葉は、既に存在している役職や位置にいる人たちの任期が終わったときや、何らかの理由で役職を変える必要があるときに、新しい人を選ぶか、または同じ人を再度選ぶという行動を指すんだ。
簡単に言えば、たとえば学校の生徒会やクラブのリーダーが1年間務めた後、次の年度のリーダーを選ぶことも「改選」と言うし、国や都市の議員や役員が任期を終えて新しい人を選ぶことも「改選」というわけだよ。
「委員の半数を改選する」というのは、具体的に言えば、ある委員会に10人の委員がいるとするね。その中の5人(半数)の任期が終わるか、何らかの理由で役職を変えることになったら、その5人の位置に新しい人たちを選ぶか、または元の人たちを再度選ぶことになるんだ。それが「改選」という行動なんだよ。
要するに、「改選」は既存の役職や位置の人たちを新しく選び直すという行動や過程を意味する言葉なんだ。
改選(かいせん)の使い方
改選(かいせん)の例文
- 任期満了に伴う町議会議員の改選が行われます。
- 改選数10人のところに37人が立候補しました。
- 選挙をしたが、メンバーは改選前と変わらない顔ぶれだった。
- 役員改選で、会長が交代することになりました。
- 3年おきに議員の三分の一が改選されます。
改選の文学作品などの用例
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・・・幹事改選に壮年のSを当選させる。そして、大衆的懇談会で革新有志二・・・ 宮本百合子「大衆闘争についてのノート」
「改選」と「選任」の違いを解説
「改選」に似ている語に「選任(せんにん)」があります。
「選任」とは、複数人中から選んで、その任務に就かせることをいいます。
「改選」は、議員・役員などを選挙し直すことをいいます。
対して「選任」は、選挙ではなく、複数人の中から選び就任させることをいうので意味が違います。
一方で、「選任」は複数の人たちの中から特定の人を選び、ある任務や役職に就かせることを意味しているよ。
一方「選任」は、たとえば、ある仕事をするために、たくさんの人の中から「お前がええな!」って選んで、その仕事をやらせることやな。選ぶことが目的ちゃう、実際にその仕事をしっかりやらせることが目的やね。