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「満場」の意味と使い方や例文!「満場一致」とは?(類義語)

【二字熟語】
満場

【読み方】
まんじょう

【意味】
会場に満ちていること。会場全体。また、その場にいる人すべて。満堂。

【語源・由来】
場に満ちている意。

【類義語】
満堂、満座、全会、一座

満場(まんじょう)の使い方

健太
勝った瞬間、満場総立ちだったね。
ともこ
すごい歓声だったわよね。実況アナウンサーの声がかき消されていたわ。
健太
全国大会への切符を手に入れたんだよね。
ともこ
これから全国の猛者と闘うのよ。楽しみね。

満場(まんじょう)の例文

  1. 素晴らしい演奏をした彼女には、満場の拍手が浴びせられた。
  2. 満場の観客は、みな息をのんで舞台を見つめていた。
  3. その提案は満場の拍手によって迎えられた。
  4. 満場の諸君、ここにわれわれがそのすぐれた代表に対してあいさつを送る光栄をえましたところの海洋文化、この海洋文化の誕生こそが、事実上しかして決定的に、わが地球を文化的惑星に転化せしめたのであります!(カレル・チャペック、山椒魚戦争)
  5. 満場の視線はすべてともこちゃんに注がれていた。

「満場一致」とは?

満場」を用いた表現の一つに「満場一致(まんじょういっち)」があります。

満場一致」とは、「その場所にいる全員の意見が一つになること。だれも異議がないこと。」という意味です。

一致」は、一つになることをいます。

【類義語】
・甲論乙駁(こうろんおつばく)

【例文】

  1. 満場一致でともこちゃんを議長に選んだ。
  2. 委員会は、満場一致でその改革案に賛成した。
  3. 満場一致大喝采理に会の目的が可決され、(太宰治、惜別)