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「風潮」の意味と使い方や例文!「風潮が高まる」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
風潮

【読み方】
ふうちょう

【意味】
①風と潮。また、風によって起こる潮の流れ。
②時代の推移に伴って変わる世の中のありさま。

【語源・由来】
「風」は「人々に影響を与えてなびかせること。感化力。また、習わしや様式。」
「潮」は「世の中の趨勢 (すうせい) 。」

【類義語】
時流

風潮(ふうちょう)の使い方

ともこ
組体操は危険だから中止にっていう風潮があるわよね。
健太
運動会は楽しむものであって怪我をするものじゃないよね。
ともこ
それはそうね。
健太
しかも組体操は生徒のためじゃなく、保護者へのアピールだよね。いらないよ。

風潮(ふうちょう)の例文

  1. 伝統を軽んじる風潮がある。
  2. 使い捨ての風潮を見直すときが来た。
  3. 過剰な規制は規則無視の風潮を生む。
  4. 世の風潮に従う。
  5. 生命軽視の風潮を嘆く。

「風潮が高まる」とは?

風潮」を用いた語に「風潮が高まる」があります。

風潮が高まる」の「高まる」とは「物事の程度や度合いが高くなる。あがる。」という意味です。

風潮が高まる」とは「世の中の動向や傾向の度合いが高くなる」という意味です。

【例文】

  1. 「インフォームド・コンセント」は、20世紀ごろから患者の自己決定権が重視される風潮が高まるとともに生まれた。
  2. グローバル化が叫ばれ、英語力がなければ勝ち抜いていけないという風潮が高まっている。
  3. 同調圧力の風潮が高まる