形見の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
形見
【読み方】
かたみ
【意味】
①死んだ人や別れた人を思い出すよりどころとなるもの。残した品や遺品、また、遺児。
②過去を思い出させるもの。記念の品。
そして、二つ目は、何か特別な出来事や旅行の時に買ったお土産みたいな、過去のいい思い出を持ってくれるもののことやろ?これは、感じるものがたくさんあって深い言葉やな!
【語源・由来】
「形見」と書くのは借字。
【類義語】
遺品
形見(かたみ)の解説
「形見」という言葉は、大きく分けて二つの意味があるんだよ。
1つ目の意味は、死んだ人や別れた人を思い出すために持っているものを指すんだ。例えば、おじいちゃんやおばあちゃん、お父さんやお母さんが亡くなったときに、その人が使っていたものや大切にしていたものを「形見」と呼ぶことがあるんだ。たとえば、「父の形見の万年筆」は、お父さんが使っていた万年筆を指して、それを見るとお父さんのことを思い出す、というわけ。
2つ目の意味は、過去の出来事や旅行、特別な瞬間を思い出すための品物を指すよ。この場合は、死んだ人を思い出すわけじゃなくて、ただ単に「あのとき楽しかったな」とか「あれは大事な瞬間だった」と思い出すためのもの。例えば、「旅の形見とする」っていうのは、旅行で買ったお土産がその旅を思い出させるという意味になるんだよ。
だから、「形見」という言葉は、大切な人や過去の思い出を持ち続けるための品物やものを表しているんだよ。それが何であれ、その品物には特別な価値や意味が込められていることが多いんだね。
形見(かたみ)の使い方
形見(かたみ)の例文
- たった一つの健太くんの形見を失くしてしまった。
- ともこちゃんが来ている着物は、おばあさまの形見らしい。
- 昔の恋人の形見は、この写真一枚だ。
- ともこちゃんは、形見として時計をくれました。
- 彼女は、3人の子供たちに亡夫の形見分けをした。
形見の文学作品などの用例
死んでない人の場合もある?
「形見」は、主に、死んだ人を思い出す種となる遺品や遺児をいいます。
しかし「形見」には、「過去の事の思い出される種となるもの。記念として残した品物。」という意味があるので、死んでいない人に対しても使われます。
二つ目は、過去の思い出や記念を感じさせるものを示す意味がある。