姉妹サイト「ことわざ・慣用句の百科事典」はこちら

「波及」の意味と使い方や例文!「波及する」はいい意味?(類義語)

【二字熟語】
波及

【読み方】
はきゅう

【意味】
物事の影響が波のように徐々に広がること。

【語源・由来】
「波」は「なみのような形に動き伝わるもの。」
「及」は「ある線まで追いつく。ある範囲まで届く。」

【類義語】
伝播、伝染

波及(はきゅう)の使い方

健太
有名な選手が、地元の野球チームに移籍してきたね。
ともこ
今のエースである選手と彼が合わさることによる波及効果は大きいでしょうね。
健太
1+1=5にもなりうるよね。
ともこ
これからが楽しみね。

波及(はきゅう)の例文

  1. その動きは、近隣の市町村にも波及していった。
  2. 新しい空港が開港したことで、地元経済への波及効果は計り知れない。
  3. アメリカのリスクを回避する動きが波及し、日本市場でも幅広い銘柄に売り注文が出た。
  4. その汚職事件は、政界にまで波及した。
  5. 周囲への波及を恐れて、彼の死はしばらく伏せられた。

「波及する」はいい意味?

波及」は、「波及する」という表現で使われることが多いです。

波及する」とは、影響が広がることをいいます。

「円安の影響が家計にも波及する」「日本で人気に火が付き、韓国にも波及した」のように、いい意味、悪い意味両方で使われます。

波及する」は、及ぼす影響がいいことなのか悪いことなのかで、いい意味にも悪い意味にも使われます。
【スポンサーリンク】