活路の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
活路
【読み方】
かつろ
【意味】
①追い詰められた状態から逃れ出て生きのびる方法。
②生きてゆく手だて。生活手段。
2つ目は、「どうやって生きていくか」の方法や手段のことを言うんやな。それはまあ、みんなが生きていくうえで必要なものやな。ありがと、教えてくれて。
【語源・由来】
「活」は「生きる。暮らす。」
「路」は「みち。人や車の行き来するみち。」
【類義語】
血路
活路(かつろ)の解説
「活路」という言葉は、困難な状況から逃れるための方法や、生活を支えるための手段を指す言葉なんだよ。
最初の意味では、「追い詰められた状態から逃れ出て生きのびる方法」を指しているよ。ここでの「追い詰められた状態」とは、どうしようもないくらいの困難な状況や、進む道がなくなってしまったような時を言うんだ。でも、そのような難しい状況からなんとか抜け出す方法や策を見つけることを「活路を開く」と表現することができるよ。この場合の「開く」は、新しい方法や進む道を見つけ出す、という意味になるね。
例えば、ビジネスで困難な状況に陥ってしまった会社が、新しい商品やサービスを開発して成功を収めることも「活路を開く」と言ったりするよ。
二つ目の意味では、「日々の生活を送る上で必要な手段や方法」を指しているよ。この場合は、生計を立てるための仕事や収入のことを指すことが多い。どうしても生活を続けるための方法や手段がなくなってしまった場合、その手段が「活路を断たれる」と表現されることがあるよ。
例えば、ある人が長く勤めていた会社が倒産して、仕事を失ってしまった時に「活路を断たれる」と言うことができるね。
つまり、「活路」という言葉は、とても重要な方法や手段、進むべき道を示すものとして使われることが多いんだ。それが、生き延びるための方法であったり、日常の生活を続けるための手段であったりするわけだね。
活路(かつろ)の使い方
活路(かつろ)の例文
- この困難を乗り越える活路を求める。
- 顧客の囲い込みに活路を見出す。
- 最終的に融資を受けることができず、ライバル会社との合併に活路を求めた。
- あの包囲網を突破して活路を開くなんて無理な話だ。
- 工場が閉鎖されれば、従業員の活路が断たれる。
活路の文学作品などの用例
「活路を見出す」とは?
「活路」は、「活路を見出す」という表現で使われます。
「活路を見出す」の「見出す」とは、ここでは「見つけ出す。発見する。」という意味です。
「活路を見出す」とは、追い詰められた状態から逃れ出て生きのびる方法を見つけ出すという意味です。
まさに、追い詰められた状態からの脱出策を探し出すという意味があるんだ。
大変なことになったときに、どうやったらうまく事を進めるか、そんな方法を見つけることを「活路を見出す」と言うんやね。ピンチの時に役立つ言葉やな!
【例文】
- チームをくびになった彼は、他チームに移籍という活路を見出した。
- 国内市場ではもう生き残ることはできない、海外市場に活路を見出す。
- 人気低迷中のYouTuberがテレビに活路を見出し始めました。
1つ目は、追い詰められたり困ったときに、どうにかして生き延びるための方法を指す。2つ目は、生活を続けていくための方法や手段を示しているんだ。