【二字熟語】
凌駕
「陵駕」とも書く。
【読み方】
りょうが
【意味】
他のものをしのぎ、それよりすぐれた状態になること。

「凌駕」は、ほかのものをしのぎ、それより上に出ることを表す言葉だよ。

「前作を凌駕する売れ行き」なら、新しい作品の売れ行きが前作を上回ることなんだニャ。
【語源・由来】
「凌」には「しのぐ・超える」、「駕」には「乗り越える・しのぐ」という意味があります。ほかのものを超えて、その上に出ることを表します。
【類義語】
上回る、しのぐ、勝る、超える、卓越する(比較の対象や文脈によって使い分けます)
【対義語】
下回る、劣る(「凌駕する」と対照的に使えますが、同じ文脈ですべて置き換えられるわけではありません)
「想像を凌駕する」は誤用?
「想像を凌駕する」は、想像していた程度や内容を上回るという意味で使われる表現です。
「凌駕」は、ほかのものをしのいで、その上に出るという意味の言葉です。「前作を凌駕する売れ行き」「従来の技術を凌駕する性能」など、比較する対象がある場面によく使います。
「想像を凌駕する」の場合も、「想像していたもの」が比較対象になります。そのため、「比較対象が書かれていないから誤用」と一律に判断するのは適切ではありません。
ただし、伝えたい内容によっては、「想像を超える」「予想を上回る」と言い換えたほうが、すっきり伝わる場合もあります。
「凌駕する」と「上回る」の違い
「上回る」は、数値や水準などが比較対象より多い・高いことを広く表します。「凌駕する」は、ほかのものをしのいで上に出るという、やや改まった響きのある言葉です。

「想像を凌駕する」も、想像していた内容を上回るという意味で使える表現だよ。

ふつうの文章なら、「想像を超える」と言い換えたほうが自然なこともあるんだニャ。
「凌駕」は「陵駕」とも書きます。比較対象は、人や組織だけでなく、前作の記録、技術、予想などの抽象的なものにもなり得ます。
凌駕(りょうが)の使い方

科学部の新しいロボット、去年のものよりずっと速く動けるようになったよ。

改良を重ねて、性能が大きく向上したんだね。

うん。前のモデルを凌駕する出来になったと思うよ。

努力の成果が出てよかったね。
凌駕(りょうが)の例文
- 新作の売れ行きは、前作を凌駕した。
- 新型機の処理速度は、従来のモデルを凌駕している。
- その技術は、従来の方式を凌駕する性能を示した。
- 若手選手の実力が、ベテラン選手を凌駕するほどに伸びた。
- 品質において他を凌駕する。

















