奇行の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
奇行
【読み方】
きこう
【意味】
普通の人のしない、風変わりな行動。奇抜な振る舞い。
ちょっと変わり者な感じの動きや振る舞いのことやね。他の人とちょいと違って目立つことをするんやな、これは。
【語源・由来】
「奇」は「普通とは違っている。珍しい。」
「行」は「おこなう。おこない。」
【類義語】
奇矯
【対義語】
素行
奇行(きこう)の解説
「奇行」という言葉は、ほとんどの人がしないような、ちょっと変わった行動や態度を表す言葉なんだよ。
たとえば、普通の人たちが昼間に仕事や学校に行っている時に、ある人が公園でコスプレの衣装を着てヨガをしている。これは、一般的には「奇行」とみなされるかもしれないよね。
「奇行の持ち主」という表現は、いつも普通とは違う、風変わりなことをする人のことを言っているんだ。この人は、他の人が普通だと思うような行動とは違って、何か個性的な、面白い、または驚くようなことをすることが多いんだね。
また、「奇行の原因」というのは、なぜその人が変わった行動をとるのか、その背景や理由を探るときに使う表現だよ。例えば、何か特定の病気や過去の経験がその奇行を引き起こしているのかもしれないし、ただ単にその人の性格がそうなっているのかもしれない、っていうこと。
だから、「奇行」という言葉は、一般的な行動や考え方とは異なる、独特の振る舞いや行動をする人のことを表しているんだね。
奇行(きこう)の使い方
奇行(きこう)の例文
- 健太くんは、奇声を上げながら走るという奇行の持ち主だ。
- 最近のともこちゃんは奇行が目立つようになった。
- 初めてみるともこちゃんの奇行に驚きました。
- 健太くんはともこちゃんを尾行するという奇行に走った。
- 先日奇行に走った健太くんの行動を観察した。
奇行の文学作品などの用例
-
・・・偽は知らないが色々な奇行も伝えられた。日本にたった二つとか三つと・・・ 寺田寅彦「埋もれた漱石伝記資料」
「奇行に走る」とは?
「奇行」は、「奇行に走る」という表現で使われることがあります。
「奇行に走る」とは、急に、普通の人のしない風変わりな行動をするようになるという意味です。
つまり、人々が驚くような意外な行動を突然始めることを言うんだよ。
要するに、急にへんなこと始めると、みんなから「奇行に走ったな~」って言われるわけやな。
【例文】
- ともこちゃんは受験のストレスから奇行に走った。
- 家族を亡くした寂しさから奇行に走るようになった。
- アーティストは繊細な人が多く、奇行に走るケースが多く見られます。
他の人とはちょっと違う、変わった動きやふるまいのことを表しているんだ。