「気骨（きこつ）」の意味と使い方や例文！「気骨のある女性」とは？（類義語）

気骨の読み方・意味とは？（類義語）

【二字熟語】
気骨

【読み方】
きこつ

【意味】
自分の信念を守って、どんな障害にも屈服しない強い意気。

「気骨」という言葉は、自分の信じることをしっかりと守り、どんな困難な状況でもくじけない強い気持ちを指すんだよ。

ほぉ〜、それはつまり、自分の信じる道をブレずに進む、めちゃくちゃタフな気持ちってことやな。

どんなに大変でも、自分の信念を守り抜く強さを持ってるってことやね。これは「めげずに頑張ることの大切さ」を教えてくれる言葉やで。

【語源・由来】
「気」は「精神・感情の働き。」
「骨」は「人柄。品格。」

【類義語】
意欲、気概

気骨（きこつ）の解説

カンタン！解説

「気骨」という言葉は、人の中にある強い意志や信念を持ち続け、どんな困難や障害にも負けない強さや意気込みを表す言葉なんだよ。

この言葉は、物理的な力や外見的な特徴とは関係なく、人の内面的な強さや心の中のしっかりとした姿勢を指す。例えば、たくさんの人が同じ方向を向いて行動している中で、自分だけが異なる意見や信念を持っている時、その信念を守り抜くために自分の考えをしっかりと持ち続け、他の人たちの意見や圧力に流されることなく行動する人を「気骨がある」と言うんだ。

「気骨のある若者」というのは、それは単に若者がエネルギッシュだったり、活発だったりするだけでなく、彼の中にしっかりとした信念や原則があり、それに基づいてどんな困難な状況でも自分の道を進む姿勢を持っていることを表現しているんだよ。

だから、「気骨」という言葉は、どんな状況にも負けない強い意志や心の持ち主であることを表しているんだね。

気骨（きこつ）の使い方

ともこちゃんは気骨稜稜たる慷慨家だから、生徒会長にふさわしいと思うんだよね。

それは買いかぶりすぎよ。

ともこちゃんは、生徒会長になるべくして生まれてきた人だよ。

そこまで言うなら立候補しようかな。

気骨（きこつ）の例文

1. ともこちゃんは気骨のある人物です。
2. 最近、気骨に欠ける若者が多くなりました。
3. 今の空手部に、健太くんのような気骨のある部員がいるとは思わなかった。
4. 代々武士の家系の健太くんは、その気骨を受け継いだようだ。
5. 気骨があってしっかりとしている人が好きだ。

気骨の文学作品などの用例

1. ･･･双方で痩せるくらいに気骨の折れるものだという事に帰着するようであ･･･ 太宰治「薄明」

2. ･･･ないし、それはそれは気骨が折れる、金がいる、時間が費える、真平だ･･･ 夏目漱石「倫敦消息」

3. ･･･これは彼の気骨を物語っている。その反面に、明治が、その現実におい･･･ 宮本百合子「木の芽だち」

「気骨のある女性」とは？

「気骨」は、「気骨のある女性」という表現で使われることがあります。

「気骨のある女性」とは、自分の信念を守って、どんな障害にも屈服しない強い意気を持った女の人という意味です。

「気骨のある女性」という言葉は、その女性が自分の考えや信念をしっかり持っていて、どんな困難や挑戦があっても負けない、という強い精神を持っていることを意味するんだ。

ああ、つまり、自分の思ってることや大事にしてることを守るために、どんなハードな状況が来ても「へっちゃらや！」って感じで乗り越える、すごい女の人ってことやな。

なんか、ドラマとか映画で、主人公がどんなことがあってもへこたれへん姿見ると、ちょっと尊敬するわ～。

【例文】

1. ともこちゃんほど気骨のある女性はほとんどいない。
2. 上司に進言する気骨のある女性はこの社内にはいない。