共同の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
共同
【読み方】
きょうどう
【意味】
①複数の人や団体が、同じ目的のために一緒に事を行ったり、同じ条件・資格でかかわったりすること。
②「協同」に同じ。
「協同」というのも、それと同じ意味で使うんやな。おもろいな~。
【語源・由来】
「共」は「いっしょに。ともに。」
「同」は「ともにする。いっしょに。」
【類義語】
協同、協力、提携
【対義語】
単独
共同(きょうどう)の解説
「共同」という言葉はね、いくつかの人や団体が、同じ目的のために手を組んで何かをやったり、みんなが同じ条件や資格で関わったりすることを示しているんだよ。
1つ目の意味は、多くの人や団体が、同じ目的や理由で、一緒に何か活動を行ったり、同じ資格や条件で関わったりすることを表しているんだ。たとえばね、友だちと一緒にお店を始めるとき、二人とも同じくらいのお金や時間を出して、一緒にお店を経営することを「共同で経営する」と言うんだよ。
また、公園にある遊具を色んな子どもたちが使うとき、それは「共同で利用する」と言うことができるんだ。あとはね、例えば三つの会社が一緒に新しいプロジェクトを始める場合、それは「三社が共同する事業」と言うことができるよ。
2つ目の意味は、「協同」という言葉と同じで、複数の人や団体が協力して一緒に何かを進めることを指すんだ。「協同」も「共同」とほとんど同じ意味で使われるよ。
だから、「共同」という言葉は、一緒に何かをすることや、みんなが同じ条件や資格で関与することを表しているんだね。
共同(きょうどう)の使い方
共同(きょうどう)の例文
- 二人の初めての共同作業、ケーキ入刀です。
- 他の企業と共同で開発した商品です。
- 複数の集落が、共同でこの貯水池の水を利用しています。
- 日本と韓国は、FIFAワールドカップを共同開催しました。
- 共同住宅は、常識の異なる人たちが集まるためもめ事が少なくない。
共同の文学作品などの用例
「共同」と「協同」「協働」「協力」の違いを解説
「共同」と同じ読み方の語に「協同」「協働」、似ている語に「協力(きょうりょく)」があります。
「共同」と「協同」の違いは?
「協同」は、「複数の人または団体が、力を合わせて物事を行うこと。共同。」という意味です。
「協同」も「共同」も、一緒に事を行うために、二人以上の人や二つ以上の団体がつながりを持つことをいいます。
しかし、「共同」は、複数の人が、同等の資格で事に関与するためにまとまることをいいます。
対して「協同」は、心や力を合わせて事を行うためにまとまることをいう点が違います。
それに対して、「協同」は複数の人や団体が力を合わせて、一緒に何かを進めることを強調しているんだ。
でも、「協同」は、それぞれの人が持ってる力や能力を出し合って、一緒に何かを成し遂げる感じやな。みんなで協力して牛乳を作る「協同乳業」みたいな感じやろ。似てるけど、ちょっとした違いがあるんやな。
「共同」と「協働」の違いは?
「協働」は、同じ目的のために、対等の立場で協力して共に働くことをいいます。
「共同」も「協働」も、対等の立場で一緒に行うことをいいます。
しかし、「共同」は、ある事に関与するためにまとまることをいいます。
対して「協働」は、同じ目的のために、共に働くことをいう点が違います。
それに対して、「協働」は、対等の立場で一緒に働き合うことを強調しているんだ。
一方、「協働」は、みんなが平等に、互いの意見を尊重しながら、手を組んで仕事をする感じか。ビジネスのプロジェクトで、違う部署の人たちが一緒に何かを達成する時とかに使われるんやろな。おんなじようで、ちょっとニュアンスが違うんやな。
「共同」と「協力」の違いは?
「協力」は、力を合わせて事にあたることという意味です。
「共同」も「協力」も、一緒に事を行うために、二人以上の人や二つ以上の団体がつながりを持つことをいいます。
しかし「共同」は、複数の人が、同等の資格で事に関与するためにまとまることをいいます。
対して「協力」は、力を合わせて、努力して事に当たることをいう点が違います。
一方で、「協力」は、力を合わせて特定の事に取り組むことを強調しているんだ。
そして、「協力」は、みんなが力を出し合って、一緒になんか大きなことを成し遂げようって感じ。サッカーでいうと、みんなでボールを取り合ったり、シュートを決めたりすることか。要するに、目的ややり方の中心がちょっと違うんやな。
また、この言葉は「協同」と同じ意味でも使われることがあるよ。