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「恫喝」の意味と使い方や例文!「脅迫」「恐喝」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
恫喝

【読み方】
どうかつ

【意味】
人をおどして恐れさせること。おどし。

【語源・由来】
「恫」は「おどす。おどかす。」
「喝」は「しかる。おどす。」

【類義語】
強迫、威圧、一喝

恫喝(どうかつ)の使い方

健太
昨日、自称ヤクザの男に恫喝されたんだ。
ともこ
大丈夫だったの?
健太
お金を取られそうになったんだけど、運よく、お巡りさんが通りかかって助けてくれたんだ。
ともこ
何ごともなくてよかったわね。

恫喝(どうかつ)の例文

  1. 恫喝して金を巻き上げる。
  2. 恫喝して健太くんを黙らせる。
  3. 周辺諸国を核実験で恫喝する。
  4. 店の客を恫喝した。
  5. 恫喝をした疑いで訴えられた。

「恫喝」と「脅迫」「恐喝」の違いは?

恫喝」に似ている語に「脅迫(きょうはく)」「恐喝(きょうかつ)」があります。

「恫喝」と「脅迫」の違いは?

脅迫」は、
①相手にあることをさせようと、おどしつけること。
②刑法上、他人に恐怖心を生じさせる目的で害を加えることを通告すること。民法上の強迫に対応。

という意味です。

恫喝」も「脅迫」も、おどしつけることをいいます。

しかし「脅迫」は、刑法や民法で使われる点が「恫喝」と違います。

「恫喝」と「恐喝」の違いは?

恐喝」は、「相手の弱みなどにつけこみおどすこと。また、おどして金品をゆすりとること。」という意味です。

恫喝」は、人をおどしておびえさせることをいい、相手の弱みにつけこむという意味がない点が「恐喝」と違います。