形貌の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
形貌
【読み方】
けいぼう
【意味】
すがた。かおかたち。容姿。
人がどんな顔してるか、どんなスタイルなのか、そんな感じのことを指すわけや。それぞれの人の特徴を表す言葉やね。
【語源・由来】
「形」は「外に現れた姿。かたち。」
「貌」は「顔だち。容姿。」
【類義語】
容姿、ビジュアル、顔貌、身なり
形貌(けいぼう)の解説
「形貌」という言葉はね、人の「すがた」や「かおかたち」、つまりは、人の外見や顔の形を意味しているんだよ。容姿とも言うね。
例えば、「形貌を磨いて魅力を高める」というのは、自分の外見をきれいにしたり、かっこよくしたりして、もっと魅力的になろうとすることを表しているんだ。この「形貌を磨く」というのは、洋服をおしゃれにすることもあれば、髪型を変えることもあるし、健康的になるために運動することも含まれるんだよ。
また、「ああ、まこと、憤怒は、愛慾の至高の形貌けいぼうにして、云々」〈太宰治・二十世紀旗手〉は、人の感情がどのように外見に現れるかについて語っているんだ。ここでは、「憤怒」(おこり)や「愛慾」(強い愛情や欲求)といった感情が、人の最も内面的で強い部分として、外見や表情に現れることを言っているんだ。つまり、人の感情や心の状態が、顔の表情や態度などの「形貌」に表れてくるということを示しているんだね。
だから、「形貌」という言葉は、人の外見や顔立ち、表情など、人が外から見たときにどう見えるか、ということを表しているんだね。
形貌(けいぼう)の使い方
形貌(けいぼう)の例文
- アメリカ人からすると、日本人も中国人も同じ形貌に見える。
- ともこちゃんの形貌には気品がある。
- 健太くんは自分の形貌が嫌いで、いつか整形しようと考えている。
- ともこちゃんは、お母さんにそっくりな形貌をしている。
- 彼女はこの世に生まれた瞬間から、形貌が美しかったそうだ。
読み方は「けいぼう」?「なりかたち」?
「形貌」は、「けいぼう」、「なりかたち」と読むことが出来ます。
「けいぼう」と読む場合、「すがた。かおかたち。容姿。」という意味で使われ、顔の様子をいう言葉です。
「なりかたち」と読む場合、「形姿」とも書き、「すがたかたち。身なり。」という意味で使われ、服装を含めた身なりをいう言葉となり、意味が変わります。
つまり、人がどんな見た目をしているか、その外観や容姿のことを指すんだね。