血気の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
血気
【読み方】
けっき
【意味】
①血液と気力。生命を維持発展させる力。活力。
②向こう見ずで盛んな意気。客気。血の気 (け) 。
もう一つは、ちょっと突っ走りがちな、元気いっぱいでやる気満々な気持ちのことやな。たとえば、何か新しいことに挑戦する時の、あの「やるぞ!」って気持ちやね。でも、時にはちょっと行き過ぎてしまうこともあるかもしれんな。
【語源・由来】
血液と気力の意。
【類義語】
客気
血気(けっき)の解説
「血気」という言葉は、2つの意味を持っているんだ。
まず1つ目の意味は、「血液と気力」、つまり生命力や活力のことだよ。これは、人が元気でいられる力や、活動的でエネルギッシュな状態を指しているんだ。たとえば、朝から晩まで外で遊んでいても全然疲れない子供の無尽蔵なエネルギーを「血気がある」と表現したりするんだよ。この意味では、健康で活発な生命の状態を表しているんだ。
2つ目の意味は、「向こう見ずで盛んな意気」、つまり衝動的で情熱的な態度を指しているんだ。これは、何かに対してとても熱心で、時には少し無鉄砲で思い切りがいいという意味があるよ。たとえば、「青年の血気に任せる」という言葉は、若い人が元気いっぱいで、少し向こう見ずに何かをする様子を表しているんだ。
だから、「血気」という言葉は、元気で活発な生命の力、そして情熱的で時には少し無鉄砲な態度の両方を表しているんだね。
血気(けっき)の使い方
血気(けっき)の例文
- 若いうちは、血気に逸ってミスを犯すこともあるものだよ。
- 血気に逸る若者をなだめるのに一苦労した。
- 血気の勇で未来を棒に振るのはもったいない。
- 血気な連中が納得いかず、審判に抗議をしに行った。
- ともこちゃんが健太くんの血気の勇にブレーキをかけてやった。
血気の文学作品などの用例
「血気盛ん」とは?
「血気」を用いた四字熟語に「血気盛ん(けっきさかん)」があります。
「血気盛ん」とは、活力にあふれるさまをいいます。
血が盛んに流れるように、エネルギーに満ち溢れていて、積極的に動き回ることを意味しているんだよ。
エネルギーがみなぎってるってことやね。若さっていいよなあ、どんどんやりたいことやって、元気いっぱい生きるって感じや!
【例文】
- 成人式を迎えたとはいえ、健太くんはまだまだ血気盛んな18歳なんです。
- 血気盛んで無駄に勇敢な若者は無茶をしがちだ。
- この辺りは血気盛んな喧嘩っ早い青年が多い。
二つ目の意味は、少し違って、「向こう見ずで元気な精神状態」を表しているんだ。何かに対して盛んに挑戦する気持ちや、勢いのことを言うんだよ。