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「保有」の意味と使い方や例文!「保持」「所有」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
保有

【読み方】
ほゆう

【意味】
自分のものとして持っていること。

【語源・由来】
「保」は「しっかりと持ち続ける。たもつ。」
「有」は「持っている。」

【類義語】
保持、保存、確保、所持、所有、含有、占有

【対義語】
放棄、交換

保有(ほゆう)の使い方

ともこ
健太くん。ポイ活って知ってる?
健太
ポイントを貯める活動でしょう?僕もポイ活をしているよ。
ともこ
ポイ活で家を買った人もいるのよね。
健太
家は無理だけど、高級家電を買えるくらいにはポイントを保有しているよ。

保有(ほゆう)の例文

  1. 健太くんは、株式を保有している。
  2. 農家の健太くんから、自家保有米を分けてもらう。
  3. 核兵器を保有している国に、核の放棄を訴える。
  4. ワクチンの接種で、抗体の保有率は100%ととなる。
  5. 広大な領土を保有する。

「保有」と「保持」「所有」との違いは?

保有」に似ている語に「保持(ほじ)」「所有(しょゆう)」があります。

保有」と「保持」の違いは?

保持」は、
①保ちつづけること。持ちつづけること。
②心理学で、記憶痕跡が存続していること。一度記憶したことが潜在的に残っていること。把持 (はじ) 。

という意味です。

保有」も「保持」も、持ちつづけることをいいます。

保有」が、自分のものとしてと持ちつづけるという意味で使うのに対して、「保持」は、「患者の秘密を保持する」のように、そのままの状態で保ちつづけることをいう点が違います。

「保有」と「所有」の違いは?

所有」は、「自分のものとして持っていること。また、そのもの。」という意味です。

保有」も「所有」も、自分のものとして持っていることという意味が同じです。

しかし、「所有」は、いろいろなものを持つことをいいます。

対して「保有」は、持ち続けることをいう点が違います。

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