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「言伝」の意味と使い方や例文!「伝言」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
言伝

【読み方】
ことづて

【意味】
①伝えたい言葉を他の人に取り次いでもらうこと。また、その言葉。伝言。ことづけ。
②間接に人から伝え聞くこと。また、伝え聞いた話。伝聞。

【語源・由来】
「言」は「口に出して言うこと。言葉。現代では多く複合語として用いられる。」
「伝」は「つたえる。つたわる。」

【類義語】
伝言、ことづけ、メッセージ

【対義語】
秘伝

言伝(ことづて)の使い方

健太
ともこちゃん。先生から言伝があるんだよ。
ともこ
先生から?もしかしてまた雑用を押し付けられるのかしら。
健太
その通りだよ。さすがともこちゃん。
ともこ
褒められてもうれしくないわ。

言伝(ことづて)の例文

  1. 健太くんからの言伝に、彼女に会ってみるようにとあった。
  2. 宿に帰るとフロントで言伝があると言われた。
  3. 自分の言伝した約束が、健太くんに通じているものと信じていたが通じていなかった。
  4. きみがいなくても私が入室できるように、言伝を残しておいてほしい。
  5. 私が不在の間に、何か言伝はありませんでしたか。

「言伝」と「伝言」の違いは?

言伝」に似ている語に「伝言(でんごん)」があります。

伝言」は、「人に頼んで、相手に用件を伝えること。また、その言葉。ことづて。ことづけ。」という意味です。

言伝」も「伝言」も、ある人に伝えたい事柄を別の人に言ってもらうことというほぼ同じ意味で使われます。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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