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「指摘」の意味と使い方や例文!「ご指摘」と「ご教示」の違いは?(類義語)

【二字熟語】
指摘

【読み方】
してき

【意味】
問題となる事柄を取り出して示すこと。

【語源・由来】
「指」は「さす。ゆびさす。さし示す。さしずする。」
「摘」は「選び出す。」

【類義語】
ご教示、ご教授、ご指導、ご鞭撻、ご意見

指摘(してき)の使い方

健太
高血圧症のおばあちゃんのために、家のご飯がすべて薄味になってしまったんだ。
ともこ
味を薄くすると高血圧症に良いの?
健太
高血圧症の人は、一日の塩分摂取量は6g未満が望ましいと栄養士さんに指摘されたんだ。
ともこ
塩の存在感とありがたさを思い知るわよね。

指摘(してき)の例文

  1. 不備な点を指摘する。
  2. 間違いを指摘する。
  3. その記事に誤りがあると指摘を受けました。
  4. 内容に関する貴重なご指摘ありがとうございました。
  5. 友人に欠点を指摘された。

「ご指摘」と「ご教示」の違いは?

指摘」は、接頭語「」を冠して「ご指摘」という形で使われます。

ご指摘」に似た語に「ご教示」があります。「教示」は一般的に「きょうじ」と読みますが、「きょうし」とも読みます。

ご教示」は、教え示すことを丁寧にいった語で、「ご教示を仰ぐ」というように使われます。

【両語の違い】

ご指摘」・・・問題点を取り出して示すこと。
ご教示」・・・教え示すこと。

ご指摘」は、欠点やミスなどの問題点を具体的に取り上げて示すことをいいます。

対して「ご教示」は、知識や方法など、物事を行うためのヒント教え示すことをいい、「ご指摘」とは意味が異なります。

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