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「感銘」の意味と使い方や例文!「感銘を受ける」とは?(類義語)

感銘の読み方・意味とは?(類義語)

意味

【二字熟語】
感銘

「肝銘」とも書く。

【読み方】
かんめい

【意味】
心に刻み付けて忘れないこと。また、忘れられないほど深く感動すること。

二字熟語の博士
「感銘」とは、非常に強く感じることで、それが心の奥深くに残り、忘れられなくなることを指す言葉なんだよ。
助手ねこ
ええ、それはつまり、「めちゃくちゃ感動して、ずーっと心に残る」ってことやな。

こんなこと、一生忘れへん!っていう時に使う言葉やんか。何かすごいことや感動したことがある時に、この「感銘」って言葉を使うわけやな。

【語源・由来】
「感」は「かんじる。心が動く。心にひびく。心に受ける。」
「銘」は「深く心にきざむ。」

【類義語】
感動、感心、感服

感銘(かんめい)の解説

カンタン!解説
解説

「感銘」という言葉は、とても深く感じることや、心に強く印象に残ることを表す言葉なんだよ。

これはただの「感じる」や「思う」とは違って、その感情がかなり深くて、しばらくの間心の中に残り続けるものなんだ。例えば、人生で初めて見た美しい夕焼けや、素晴らしい音楽コンサートに出かけたとき、もしくは誰かがとても感動的な話をしてくれたときなど、その瞬間が心に深く刻まれて、後から何回もその思い出を振り返ってしまうような状態を「感銘」と指すんだ。

「深い感銘を受ける」というのは、何か特定のことに対して、心の中で非常に強く、そして深く感じることを意味しているよ。これはただ感じる以上に、その感情や印象がしっかりと心に根付いている状態を指すんだ。また、「お話にいたく感銘しました」というのは、誰かからの話を聞いて、それに非常に強く感動したり、心に響いたという意味だよ。

ちなみに、「感銘」っていう言葉は、「肝銘」とも書くんだ。どちらも同じ意味で使われることが多いよ。

だから、「感銘」とは、ただの感情や印象を超えて、心の深い部分に響き渡るような、非常に強い感じを受けることを表しているんだね。

感銘(かんめい)の使い方

健太
ともこちゃんは何で小説家になりたいの?
ともこ
太宰治の小説に感銘を受けて、こういう小説が書きたいって思ったの。
健太
太宰治みたいに後世に残る小説を書くことができると良いね。
ともこ
うん。がんばる。

感銘(かんめい)の例文

例文
  1. その本を読んで感銘を受ける。
  2. 多くの人に感銘を与える行い。
  3. ともこちゃんの熱意に大いに感銘を受けた。
  4. その演説は聴衆に深い感銘を与えた。
  5. 多大の感銘を受けた。

感銘の文学作品などの用例

  1. ・・・、それは大抵受取った感銘へ論理の裏打ちをする時に、脱線するのだ。・・・ 芥川竜之介江口渙氏の事

  2. ・・・部分は、純粋な芸術的感銘以外に作者の人生観なり、世界観なり兎に角・・・ 芥川竜之介「菊池寛全集」の序

  3. ・・・許さぬほど、重苦しい感銘を残していた。 けれどもプラットフォオム・・・ 芥川竜之介寒さ

「感銘を受ける」とは?

感銘」は主に「感銘を受ける」という形で使われます。

感銘を受ける」は「忘れられないほど深く感動した」という意味です。

人生の価値観を変えるほどの感動を表す言葉なので、よい意味で使われます。

二字熟語の博士
「感銘を受ける」という言葉は、何かに非常に感動し、そのことが心に深く刻まれるという意味を持っているんだ。

それはつまり、その出来事や体験が非常に印象的で、忘れることができないほど強く感じたということを表すんだよ。

助手ねこ
ああ、それは「これはすごいなぁ!」とか「この体験、一生忘れられへんわ!」って思うようなことや出来事に対して使うんやな。

例えば、超感動的な映画を見て、涙が止まらへんくらい感じた時や、人生での特別な出来事に出会って、その感動がずっと心に残るような時に言うんやね。

【例文】

  1. 父親の生き様に感銘を受けてから、朝早く起きるようになった。
  2. 最近何かに感銘を受けることが少なくなった。