【二字熟語】
存続
【読み方】
そんぞく
【意味】
引き続き存在すること。また、引き続き残しておくこと。
【語源・由来】
「存」は「現にある。生きている。」
「続」は「とぎれないで引きつづく。つづける。」
【類義語】
存命、維持、継続
【対義語】
廃止、断絶、撤廃、抹消
存続(そんぞく)の使い方
健太くんは、あのお店を継ぐの?
継がないよ。僕はミュージシャンになるんだ。
でも、あの店は、後継者不在で存続できなくなるわよ。
あの店が無くなるのは困るなあ。
存続(そんぞく)の例文
- このままでは会社の存続が危うい。
- 絶滅を防ぎ種を存続するために、繁殖プログラムを開始する。
- 市立図書館の存続を希望する市民の想いは認識している。
- 少子高齢化に加えて、地方の過疎化で路線の存続が不可能になった。
- 太陽系は誕生してから46億年だが、まだ太陽系が存続していることは、相対性理論が正しいことの間接的証明になっている。
「存続」と「継続」の違いは?
「存続」に似ている語に「継続(けいぞく)」があります。
「継続」とは、
①前から行っていることをそのまま続けること。また、そのまま続くこと。
②以前からのことを受け継ぐこと。継承。
という意味です。
「存続」も「継続」も、続くことをいいます。
しかし「存続」の「存」は、現にあるという意味なので、あり続けることをいいます。
対して「継続」の「継」は、「つぐ。つなぐ。うけつぐ。」という意味なので、以前からのことを続ける、受け継ぐという意味で使う点が違います。