【二字熟語】
追従
【読み方】
ついしょう
【意味】
①他人の気に入るような言動をすること。こびへつらうこと。また、その言動。
②あとにつき従うこと。また、人の意見に従うこと。追随。
【語源・由来】
「追」は「前に行くもののあとをおう。おいかける。」
「従」は「したがう。したがえる。つきそう。つきしたがう。」
【類義語】
世辞、べんちゃら、おべっか
【対義語】
諫言
追従(ついしょう)の使い方
お追従を交えながら話すのは楽じゃないね。
そうね。本音だけで生きることができたら楽でしょうね。
本音だけで生きたら争いが絶えないね。
よく分かっているじゃないの。
追従(ついしょう)の例文
- 日本は、米国に追従してばかりと各国から見られている。
- 追従口を並べ立てて、上司のご機嫌をとる。
- あの無骨な健太くんが、上司にお追従をいうとは成長したものだ。
- 彼は、すぐに人の意見に追従する。
- 健太くんが発する言葉は、空疎なお追従とわかっている。
「追従笑い」とは?
「追従」を用いた表現の一つに「追従笑い(ついしょうわらい)」があります。
「追従笑い」とは、「相手の機嫌をとるために笑うこと。また、そのような笑い方。」という意味です。
【例文】
- 社長の三歩後ろには、追従笑いを浮かべた専務が控えていた。
- 社会人三年目、追従笑いが板についてきた。
- 追従笑いでノルマが達成できるならばお安い御用だ。