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「痛感」の意味と使い方や例文!「実感」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
痛感

【読み方】
つうかん

【意味】
強く心に感じること。身にしみて感じること

【語源・由来】
「痛」は「程度がはげしい。いたく。」
「感」は「かんじる。」

【類義語】
実感

痛感(つうかん)の使い方

健太
SNSってこわいよね。
ともこ
炎上したことで、SNSのこわさを痛感した?
健太
痛感したよ。炎上しただけじゃなく、家の場所や学校まで特定されちゃったよ。
ともこ
便利だけど、こわい時代よね。

痛感(つうかん)の例文

  1. オリンピック選考会の厳しさを痛感しました。
  2. 甲子園に選手たちを15度導いた監督は、甲子園で勝つには打撃力が必要と痛感した。
  3. 転勤先から自宅に帰ると、居場所がないことを痛感する。
  4. 体調を崩してから、日々の体調管理は大切だと痛感しました。
  5. 失った日々の大きさを痛感する。

「痛感」と「実感」の違いは?

痛感」に似ている語に「実感(じっかん)」があります。

実感」とは、
①実際に事物・情景に接したときに得られる感じ。
②実際に実物に接したように、生き生きと感じること。

という意味です。

痛感」も「実感」も、心に感じることをいいます。

しかし「痛感」は、多くは、ある事をきっかけにして強く心に感じるようになることをいいます。

また、身にしみて強くそう感じることを表す語です。

対して「実感」は、現実のものとしてそう感じることや、心からそうだと感じることをいいます。

また、実際に接しているような感じも表す語です。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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