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「実感」の意味と使い方や例文!「体感」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
実感

【読み方】
じっかん

【意味】
①実際に事物・情景に接したときに得られる感じ。
②実際に実物に接したように、生き生きと感じること。

【語源・由来】
「実」は「そらごとでない。本当。本当の事柄。」
「感」は「かんじる。」

【類義語】
身にしみる、体感、手応え

実感(じっかん)の使い方

ともこ
健太くん。大丈夫?
健太
愛犬が亡くなったという実感がなくて、今朝も散歩に行く準備をしてしまったんだよ。
ともこ
まだそばにいる気がするのね。
健太
僕には、吠える声や甘える声が聞こえるから、まだ魂はいるんだと思う。

実感(じっかん)の例文

  1. 顔に刻まれたしわを見て、確実に時が経過しているのだと実感した。
  2. メダルをもらっても、まだ実感がわかない。
  3. 体温を感じ、自分は生きているのだと実感した。
  4. いよいよ飛行機に乗るのだという実感がわいてきた。
  5. 銀座のような街を歩いていると、自分は負け組だと実感する。

「実感」と「体感」の違いは?

実感」に似ている語に「体感(たいかん)」があります。

体感」は、
①からだで感じること。また、からだが受ける感じ。
②皮膚や内臓の諸器官に加えられた刺激による感覚。暑さ・寒さ・痛み・飢え・渇き・性欲・吐きけなどの感覚。有機感覚。

という意味です。

実感」は、実際に接することで得られる感じや、実物に接したように、生き生きと感じることをいいます。

実感」も「体感」も、得られる感じをいいます。

しかし「実感」は、実際に接することで得られる感じをいいます。

対して「体感」は、身体で経験することで得られる感じをいいます。