【二字熟語】
手短
【読み方】
てみじか
【意味】
簡単で短いさま。てっとりばやいさま。
【語源・由来】
「手」は「て。」
「短」は「みじか。」
【類義語】
簡潔、簡約
【対義語】
じっくり
手短(てみじか)の使い方
今日は、校長先生の話が短かったわね。
事前に手短にと言われてたらしいよ。
いつも長引いて授業に支障が出るもんね。
そうなんだ。生徒は貧血で倒れるし、先生は授業時間が短くなって困るしで、クレームが多かったらしいよ。
手短(てみじか)の例文
- 時間がないという健太くんに、用件を手短に話す。
- 国際電話は電話料金が気になるので手短に済ます。
- 手短に言えば、健太くんが間違っている。
- 新しく導入した機械の操作方法を手短に説明する。
- 体調不良のため、感想戦を手短に済ます。
「手筈を整える」とは?
「手短」を用いた表現の一つに「手短に」があります。
「手短に」は、形容動詞「手短だ」の連用形です。
簡単で短く、てっとりばやくという意味で使われます。
「手短に」は、時間が無いからささっと済ませてという意味でもあるため、伝える相手によっては失礼にあたります。
目上の人に対して使う場合は、「恐縮ですが、手短にお願いします」というように、誤解や軋轢を生じないよう丁寧な表現にした方が良いでしょう。