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「玉響」の意味と使い方や例文!「玉響現象」とは?(類義語)

【二字熟語】
玉響

【読み方】
たまゆら

【意味】
少しの間。ほんのしばらく。

【語源・由来】
「玉響 (たまかぎる) きのふの夕見しものを今日の朝 (あした) に恋ふべきものか」〈万・二三九一〉の「玉響」を「たまゆらに」とよんだところからできた語。玉がゆらぎ触れ合うことのかすかなところから、「しばし」「かすか」の意味に用いられた。

【類義語】
一瞬、かすか、限られた時間

玉響(たまゆら)の使い方

ともこ
線香花火は、玉響の輝きよね。
健太
地味なのにどの花火より心に響くよね。
ともこ
静かで地味だからこそ見入ってしまうわよね。
健太
線香花火は永遠だね。

玉響(たまゆら)の例文

  1. 玉響に何ができるだろう。
  2. 地球の歴史から見ると、人間の一生は玉響だ。
  3. 玉響だからこそはかなく美しい。
  4. 玉響、ぼんやりしていた。
  5. 玉響でもともこちゃんに会いたい。

「玉響現象」とは?

玉響」を用いた表現の一つに「玉響現象(たまゆらげんしょう)」があります。

玉響現象」とは、写真に映り込む小さな水滴のような光球(オーブ)です。

光球は、フラッシュの空気中の雨粒や微粒子による後方散乱が写り込んだものです。

肉眼では見ることができないことから、心霊的解釈がなされることもあります。