【二字熟語】
佩剣
【読み方】
はいけん
【意味】
剣を帯びること。また、その剣。
【語源・由来】
「佩」は「身に帯びる。」
「剣」は「両刃の刀。つるぎ。」
【類義語】
帯刀、佩刀
佩剣(はいけん)の使い方
健太くん。令和の時代に佩剣して歩ていたら、銃刀法違反で逮捕されるわよ。
これは、日光のお土産物屋さんで買った偽物だよ。
どうして男子学生は日本刀にロマンを感じてしまうのかしらね。
僕の他にも買っている人がいて、これが最後だったんだ。なぜか人気だよね。
佩剣(はいけん)の例文
- 帯刀禁止令が出されたが、一等巡査だけには佩剣が許されていた。
- 激したあまり、腰の佩剣を抜いた。
- 腰の佩剣をすらりと抜いて構えた。
- 敵の気配を察知し、佩剣に手をかけた。
- 彼は思わず佩剣の柄を握りしめた。(菊池寛、ゼラール中尉)
「佩く」とは?
「佩剣」の「佩」は、音読みで「ハイ」、訓読みで「おびる、はく」と読みます。
「佩」を用いた語に「佩く(はく)」があります。
「佩く(はく)」とは、「帯く」とも書き、「刀・矢などを腰につける。身に帯びる。」という意味です。
【例文】
- その絵は、武士が一振りの剣を佩き、馬に跨っている姿が描かれていた。
- 剣を佩いている人は、明治以降いなくなった。