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「場数」の意味と使い方や例文!「場数を踏む」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
場数

【読み方】
ばかず

【意味】
①場所の数。
②経験の度数。多くの経験。

【語源・由来】
場所の数の意。

【類義語】
経験、体験、職歴、修羅場

場数(ばかず)の使い方

健太
ともこちゃんは、ピアノの発表会で緊張することは無いの?
ともこ
場数を踏んでいるから緊張することは無いわ。
健太
皆が見ているのに?
ともこ
皆、私を見て。私の演奏を聴いてって思っているわよ。

場数(ばかず)の例文

  1. 国際試合の場数を踏んでいるあの選手ならプレッシャーに負けることは無いだろう。
  2. 演技派の舞台俳優になるには、場数を踏まないといけない。
  3. しかも、後者は前者の半分あまりの長さでありながら、場数は多い。(シェイクスピア、ハムレット)
  4. 場数をこなすことが強さの秘訣だと監督は言う。
  5. そのへんの若いボディーガードとは踏んできた場数が違う。(村上春樹、1Q84 BOOK3)

「場数を踏む」とは?

場数」を用いた表現の一つに「場数を踏む(ばかずをふむ)」があります。

場数を踏む」とは、「数多くの経験を積み重ねる。場なれる。」という意味です。

【例文】

  1. この微妙な感覚の違いは、場数を踏んでない者にはわからないだろう。
  2. 既に私は二百回以上も場数を踏んだ日本を代表するピアニストである。(中村紘子、ピアニストという蛮族がいる)