【二字熟語】
浮上
【読み方】
ふじょう
【意味】
①水中から水面に浮かび上がること。
②隠れていたものや目立たなかったものが表面に現れること。また、成績などが下位から上位になること。
【語源・由来】
「浮」は「水面または空中に漂う。うく。」
「上」は「上のほう、高いほうへ移動する。あがる。のぼる。」
【類義語】
浮揚
【対義語】
沈下、沈降、沈没
浮上(ふじょう)の使い方
リニアモーターカーは、超電導電磁石を使って車体を浮上させるんだよね。
浮いて走るなんて不思議よね。
思いついた人はすごいね。
リニアモーターカーが日本中を走るようになったら、日帰り旅行が盛んになるわね。
浮上(ふじょう)の例文
- 健太くんの名が捜査線上に浮上しました。
- ともこちゃんがトップ集団に浮上してきた。
- まだ首位浮上の可能性が残っている。
- 国民は景気の浮上を期待している。
- 彼を次期社長にという案が浮上してきた。
「浮上」と「浮揚」との違いは?
「浮上」に似ている語に「浮揚(ふよう)」があります。
「浮揚」とは、「浮かびあがること。また、浮かびあがらせること。」という意味です。
「浮上」も「浮揚」も、水中などにあったものが、表面に出てくることや、景気、成績など抽象的なものが上がることをいい、同義語です。