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「浮上」の意味と使い方や例文!「浮揚」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
浮上

【読み方】
ふじょう

【意味】
①水中から水面に浮かび上がること。
②隠れていたものや目立たなかったものが表面に現れること。また、成績などが下位から上位になること。

【語源・由来】
「浮」は「水面または空中に漂う。うく。」
「上」は「上のほう、高いほうへ移動する。あがる。のぼる。」

【類義語】
浮揚

【対義語】
沈下、沈降、沈没

浮上(ふじょう)の使い方

健太
リニアモーターカーは、超電導電磁石を使って車体を浮上させるんだよね。
ともこ
浮いて走るなんて不思議よね。
健太
思いついた人はすごいね。
ともこ
リニアモーターカーが日本中を走るようになったら、日帰り旅行が盛んになるわね。

浮上(ふじょう)の例文

  1. 健太くんの名が捜査線上に浮上しました。
  2. ともこちゃんがトップ集団に浮上してきた。
  3. まだ首位浮上の可能性が残っている。
  4. 国民は景気の浮上を期待している。
  5. 彼を次期社長にという案が浮上してきた。

「浮上」と「浮揚」との違いは?

浮上」に似ている語に「浮揚(ふよう)」があります。

浮揚」とは、「浮かびあがること。また、浮かびあがらせること。」という意味です。

浮上」も「浮揚」も、水中などにあったものが、表面に出てくることや、景気、成績など抽象的なものが上がることをいい、同義語です。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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