【二字熟語】
不仲
【読み方】
ふなか
【意味】
仲がよくないこと。また、そのさま。
【語源・由来】
「不」は「…ず。…でない。…しない。打ち消しの助字。」
「仲」は「人と人との間。なかだち。」
【類義語】
仲違い、喧嘩、不和、反目
【対義語】
親密、友好、仲良し、親睦、仲直り、円満、懇親
不仲(ふなか)の使い方
健太くんは、彼と不仲なの?
どうしてそう思うの?
同じ学校出身なのに、目も合わさないわよね。
諸事情で不仲なふりをしているだけで、本当は仲が良いよ。
不仲(ふなか)の例文
- 健太くんと両親の不仲が明らかになった。
- 遺産相続が原因で兄弟が不仲になった。
- 夫婦間の不仲が、子供の心の成長に大きく影響する。
- そのバンドは、メンバー間の不仲が噂されています。
- 彼らは、不仲説が取り沙汰されています。
「不仲」と「仲違い」の違いは?
「不仲」に似ている語に「仲違い(なかたがい)」があります。
「仲違い」とは、「仲が悪くなること。なかたがえ。」という意味です。
「不仲」も「仲違い」も、仲がよくないことをいいます。
しかし「不仲」は、「不仲である」のように、一般的に、個人と個人との関係がよくないことに対して使われます。
対して「仲違い」は、「仲違いする」のように、けんかをするという意味で使われることが多いです。