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「不仲」の意味と使い方や例文!「仲違い」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
不仲

【読み方】
ふなか

【意味】
仲がよくないこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「不」は「…ず。…でない。…しない。打ち消しの助字。」
「仲」は「人と人との間。なかだち。」

【類義語】
仲違い、喧嘩、不和、反目

【対義語】
親密、友好、仲良し、親睦、仲直り、円満、懇親

不仲(ふなか)の使い方

ともこ
健太くんは、彼と不仲なの?
健太
どうしてそう思うの?
ともこ
同じ学校出身なのに、目も合わさないわよね。
健太
諸事情で不仲なふりをしているだけで、本当は仲が良いよ。

不仲(ふなか)の例文

  1. 健太くんと両親の不仲が明らかになった。
  2. 遺産相続が原因で兄弟が不仲になった。
  3. 夫婦間の不仲が、子供の心の成長に大きく影響する。
  4. そのバンドは、メンバー間の不仲が噂されています。
  5. 彼らは、不仲説が取り沙汰されています。

「不仲」と「仲違い」の違いは?

不仲」に似ている語に「仲違い(なかたがい)」があります。

仲違い」とは、「仲が悪くなること。なかたがえ。」という意味です。

不仲」も「仲違い」も、仲がよくないことをいいます。

しかし「不仲」は、「不仲である」のように、一般的に、個人と個人との関係がよくないことに対して使われます。

対して「仲違い」は、「仲違いする」のように、けんかをするという意味で使われることが多いです。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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