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「侮辱」の意味と使い方や例文!「屈辱」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
侮辱

【読み方】
ぶじょく

【意味】
相手を軽んじ、はずかしめること。見下して、名誉などを傷つけること。

【語源・由来】
「侮」は「ばかにする。あなどる。」
「辱」は「体面を傷つけ、くじけた気持ちにさせる。はずかしめ。はじ。」

【類義語】
汚辱、凌辱

【対義語】
尊敬

侮辱(ぶじょく)の使い方

ともこ
ベトナムで「慰問」って言っちゃダメなんだって。
健太
差別でも何でもないよ?
ともこ
ベトナム語の「黙れ」という言葉と似たような発音だから、侮辱されたと勘違いされるんだって。
健太
グローバルな世界で生きるって大変だなあ。

侮辱(ぶじょく)の例文

  1. 健太くんは、上官を侮辱したとして牢に入れられている。
  2. 人を侮辱するようなことは言ってはいけない。
  3. 健太くんから侮辱を受けた。
  4. その発言は、ともこちゃんに対する侮辱だ。
  5. 法廷侮辱罪に問われる。

「侮辱」と「屈辱」との違いは?

侮辱」に似ている語に「屈辱(くつじょく)」があります。

屈辱」は、
屈服させられて恥ずかしい思いをさせられること。はずかしめられて、面目を失うこと。

という意味です。

屈辱」とは、屈服させられて恥ずかしい思いをさせられることをいいます。

対して「侮辱」は、見下してはずかしめることをいうので意味が違います。

屈辱」は、主に受動態で使われ、「侮辱」は、「侮辱される」「侮辱を受ける」のように、受動・能動態の両方に使います。
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