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「本望」の意味と使い方や例文!「本望を遂げる」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
本望

【読み方】
ほんもう

【意味】
①本来の望み。もとから抱いている志。本懐。
②望みを達成して満足であること。

【語源・由来】
本来の望みの意。

【類義語】
本懐、満足、

【対義語】
不本意

本望(ほんもう)の使い方

健太
父さんが、お医者さんに飲酒を止められているのに止めないんだよ。
ともこ
健太くんが片っ端から飲んでしまえばいいんじゃないの?
健太
僕は未成年だよ。しかも父さんは酒を飲んで死ぬなら本望だって言ってるんだ。
ともこ
家族よりもお酒が好きなのね。

本望(ほんもう)の例文

  1. やりたいことができて、彼女は本望だっただろう。
  2. 決勝戦まで進むことができれば本望です。
  3. 長い間の願いがかない、このような本望なことはない。
  4. カウンターで死ぬのが本望と、85歳のバーテンダーは語った。
  5. 故郷に錦を飾るのは、アスリートとして本望です。

「本望を遂げる」とは?

本望」を用いた表現の一つに「本望を遂げる(ほんもうをとげる)」があります。

本望を遂げる」の「遂げる」とは、
①目的を達する。果たす。なしおえる。
②最後にそのような結果となる。

という意味です。

本望を遂げる」とは、もとからの望みを達成するという意味です。

【例文】

  1. 彼は、エベレストに登頂して本望を遂げた。
  2. 本望を遂げた今、いつ死んでも構わない。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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