【二字熟語】
本望
【読み方】
ほんもう
【意味】
①本来の望み。もとから抱いている志。本懐。
②望みを達成して満足であること。
【語源・由来】
本来の望みの意。
【類義語】
本懐、満足、
【対義語】
不本意
本望(ほんもう)の使い方
父さんが、お医者さんに飲酒を止められているのに止めないんだよ。
健太くんが片っ端から飲んでしまえばいいんじゃないの?
僕は未成年だよ。しかも父さんは酒を飲んで死ぬなら本望だって言ってるんだ。
家族よりもお酒が好きなのね。
本望(ほんもう)の例文
- やりたいことができて、彼女は本望だっただろう。
- 決勝戦まで進むことができれば本望です。
- 長い間の願いがかない、このような本望なことはない。
- カウンターで死ぬのが本望と、85歳のバーテンダーは語った。
- 故郷に錦を飾るのは、アスリートとして本望です。
「本望を遂げる」とは?
「本望」を用いた表現の一つに「本望を遂げる(ほんもうをとげる)」があります。
「本望を遂げる」の「遂げる」とは、
①目的を達する。果たす。なしおえる。
②最後にそのような結果となる。
という意味です。
「本望を遂げる」とは、もとからの望みを達成するという意味です。
【例文】
- 彼は、エベレストに登頂して本望を遂げた。
- 本望を遂げた今、いつ死んでも構わない。