【二字熟語】
余計
【読み方】
よけい
【意味】
①物が余ること。あまり。余分。
②そのほか。その上。
③必要の度を越えてかえって無用な事。無益。
④副詞的に、いっそう。
【語源・由来】
「余」は「必要な分をこえて残る。引き続いてあとに残る。あまり。それ以外。他。」
「計」は「数える。はかる。」
【類義語】
余分、余り
【対義語】
必要、必須
余計(よけい)の使い方
ともこちゃん。余計なことを言ってごめんね。
本当に迷惑よ。健太くんの余計な一言で、雰囲気が悪くなってしまったじゃないの。
思わず言ってしまったんだよ。
少し考えてから発言すると良いわ。
余計(よけい)の例文
- 余計な手出しは無用とともこちゃんに言われている。
- そんなこと言われなくても分かっている。余計なお世話だ。
- 私の不手際から余計な心配をおかけしました。
- もしものために、ペットボトルを余計に用意しておいたから大丈夫だよ。
- 混雑していることを予想して30分余計に早く家を出て正解だった。
いい意味?悪い意味?
「余計」は、
- 「余計なお世話」・・・無益
- 「それでは余計に困る」・・・いっそう
- 「朝晩の介抱から口食物、縫針の余計に一仕事だ(浮世風呂・2)」・・・その上
というように悪い意味で使うことが多いです。
しかし、「他人より余計に練習する」のように、いっそう練習するといういい意味で使う場合もあります。
「余計」は、いい意味、悪い意味両方で使います。