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「余計」の意味と使い方や例文!いい意味?悪い意味?(類義語・対義語)

【二字熟語】
余計

【読み方】
よけい

【意味】
①物が余ること。あまり。余分。
②そのほか。その上。
③必要の度を越えてかえって無用な事。無益。
④副詞的に、いっそう。

【語源・由来】
「余」は「必要な分をこえて残る。引き続いてあとに残る。あまり。それ以外。他。」
「計」は「数える。はかる。」

【類義語】
余分、余り

【対義語】
必要、必須

余計(よけい)の使い方

健太
ともこちゃん。余計なことを言ってごめんね。
ともこ
本当に迷惑よ。健太くんの余計な一言で、雰囲気が悪くなってしまったじゃないの。
健太
思わず言ってしまったんだよ。
ともこ
少し考えてから発言すると良いわ。

余計(よけい)の例文

  1. 余計な手出しは無用とともこちゃんに言われている。
  2. そんなこと言われなくても分かっている。余計なお世話だ。
  3. 私の不手際から余計な心配をおかけしました。
  4. もしものために、ペットボトルを余計に用意しておいたから大丈夫だよ。
  5. 混雑していることを予想して30分余計に早く家を出て正解だった。

いい意味?悪い意味?

余計」は、

  • 余計なお世話」・・・無益
  • 「それでは余計に困る」・・・いっそう
  • 「朝晩の介抱から口食物、縫針の余計に一仕事だ(浮世風呂・2)」・・・その上

というように悪い意味で使うことが多いです。

しかし、「他人より余計に練習する」のように、いっそう練習するといういい意味で使う場合もあります。

余計」は、いい意味、悪い意味両方で使います。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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