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「横車」の意味と使い方や例文!「横車を押す」とは?(類義語)

【二字熟語】
横車

【読み方】
よこぐるま

【意味】
①横に車を押すように、道理に合わないこと。理不尽なこと。
②棒、薙刀などを横ざまに振り回すこと。

【語源・由来】
横に車を押す意から。

【類義語】
理不尽

横車(よこぐるま)の使い方

ともこ
校長先生が横車を押して、文化祭を中止させたのよ。
健太
何の説明もなく?
ともこ
一切なかったの。
健太
生徒の楽しみを理由もなく奪うなんてひどい話だ。

横車(よこぐるま)の例文

  1. 理不尽は百も承知で、彼らは横車を押している。
  2. 借家人が居住権を主張するなんて、横車を押すようなものじゃないか。
  3. 社長だからといって横車を押し通していいわけがない。
  4. 健太くんの横車に怒りに震える。
  5. おらあ汝の運は汝に任せてえ、おらが横車を云おう気は持たねえ、正直に隠さず云ってくれ。(幸田露伴、貧乏)

「横車を押す」とは?

横車」は、「横車を押す(よこぐるまをおす)」という表現で使われることがあります。

横車を押す」とは、「道理に反することを無理にする。無理を通す。」という意味です。

【類義語】
・横紙を破る(よこがみをやぶる)
・横に車を押す(よこにくるまをおす)

【例文】

  1. 健太くんは、何かというと横車を押すので煙たがられている。
  2. 親が、一人娘の結婚に横車を押すのはいかがなものか。
  3. 周囲の反対を押し切って横車を押しても問題解決にはならない。
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