厳禁の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
厳禁
【読み方】
げんきん
【意味】
きびしくとめること。厳重な禁止。
例えば、「ここでの写真撮影厳禁」って看板があったら、そこでは写真を撮っちゃいけないってことを、ガチで言うてるってことやな。要は、ガチガチに禁止ってことやね。
【語源・由来】
「厳」は「きびしい。はげしい。」
「禁」は「ある行為に枠をはめて差し止める。」
【類義語】
現状、現実
厳禁(げんきん)の解説
「厳禁」という言葉はね、すごく厳しくて、絶対にやっちゃいけないことを強く禁止しているという意味なんだよ。
例えば、「駐車を厳禁する」というのは、その場所で車を停めることをとっても厳しく禁止しているって意味だよ。それは、そこに車を停めたら危険だったり、他の人に迷惑がかかったりするから、絶対にやってはいけないという強い意味があるんだ。
また、「火気厳禁」というのは、その場所で火を使ったり、火を持ち込んだりすることがとても厳しく禁止されているって意味だよ。これは、火を使うと大きな火事になる危険があるから、絶対にやってはいけないっていうことを伝えているんだ。
だから、「厳禁」という言葉は、何かをとても厳しく禁止していることを強く伝える言葉なんだね。
厳禁(げんきん)の使い方
厳禁(げんきん)の例文
- この外国語学校では、日本語の使用は厳禁です。
- 食事中に携帯電話に触れるのは厳禁です。
- 動物にチョコレートをあげるのは厳禁です。
- ここは土足厳禁なので、靴を脱いで上がってください。
- 火気厳禁と書いてある場所で花火をしてはいけません。
厳禁の文学作品などの用例
「厳禁」と「禁止」「禁忌」との違いを解説
「厳禁」に似ている語に「禁止(きんし)」「禁忌(きんき)」があります。
「厳禁」と「禁止」の違いは?
「禁止」は「禁じとどめること。することを許さないこと。禁制。法度。」という意味です。
「厳禁」も「禁止」も、禁じとどめることをいいます。
しかし「厳禁」は、厳しく「禁止」することをいう点が違います。
一方、「禁止」は、何かをすることを許さない一般的な表現で、厳禁ほど強いニュアンスはないんだよ。
それに対して、「禁止」はもうちょっと普通に「あかんで!」って言うてる感じやな。例えば、「教室でのお菓子食べ禁止」みたいな。どっちもダメやけど、「厳禁」のほうがもっとガチガチにダメやって言うてるんやな。
「厳禁」と「禁忌」の違いは?
「禁忌」は、
①日時・方位・行為・言葉などについて、さわりあるもの、忌むべきものとして禁ずること。また、そのもの。
②タブーのこと。
③医薬品・食品などで、病状を悪化させ、または治療の目的にそぐわないもの。
という意味です。
「厳禁」も「禁忌」も、禁じることをいいます。
しかし「厳禁」は、厳しく禁じとどめることをいいます。
対して「禁忌」は、それをすると悪い結果を及ぼすため、忌むべきものとして禁じることをいいます。
一方で、「禁忌」は、宗教的、文化的、医学的な理由から避けるべきとされるものを指すんだ。特定の行為や言葉、食品、医薬品などが、何らかの悪影響を及ぼす恐れがあるため、避けるべきとされる状況を示しているよ。
それに対して「禁忌」は、もっと広い意味で、文化や信仰、健康のために「絶対にやったらアカン」ってされてることやな。例えば、特定の文化で忌み嫌われてる行動や、病気の人が食べちゃいけない食べ物とか。んー、どっちも避けたほうがええんやけど、その理由や背景がちゃうんやね。
つまり、絶対にやってはいけないという強い命令や規則のことを指すんだよ。