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「残酷」の意味と使い方や例文!「残忍」「残虐」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
残酷

「残刻」とも書く。

【読み方】
ざんこく

【意味】
きびしく無慈悲なこと。むごたらしいこと。残忍。

【語源・由来】
「残」は「むごい。しいたげる。」
「酷」は「容赦がなく、きびしい。むごい。」

【類義語】
非道、非常、冷酷、暴虐、無残、冷血、残虐

【対義語】
情け深い、慈愛、慈悲、親切

残酷(ざんこく)の使い方

健太
狭い部屋に閉じ込めて多頭飼育をするのは残酷非道な行いだよね。
ともこ
ペットショップに売るために、狭いケージに閉じ込めて、ひたすら子犬を生ませるブリーダーも残酷非道よ。
健太
もっと動物の命を粗末に扱う人に厳罰を与えることができればいいのにな。
ともこ
もしくは、もっと生き物の命を大事にできる人が増えると良いわよね。

残酷(ざんこく)の例文

  1. 世界は残酷だからと彼女は言った。
  2. 罰としてご飯を与えないなんて残酷な仕打ちだ。
  3. 残酷な運命が彼を待っているとは知る由も無かった。
  4. 彼の残酷な言葉に、ともこちゃんの心はとても傷ついた。
  5. 戦争の残酷さを伝えていかなければならない。

「残酷」と「残忍」「残虐」との違いは?

残酷」に似ている語に「残忍(ざんにん)」「残虐(ざんぎゃく)」があります。

「残酷」と「残忍」の違いは?

残忍」は、「するに忍びない無慈悲な行いを平気ですること。慈悲心の少しもないこと。」という意味です。

残酷」も「残忍」も、「むごたらしくひどいさま。無慈悲すぎるさま。」をいい、ほぼ同じ意味です。

「残酷」と「残虐」の違いは?

残虐」は、「そこないしいたげること。むごたらしいこと。」という意味です。

残酷」も「残虐」も、「むごたらしくひどいさま。無慈悲すぎるさま。」をいい、ほぼ同じ意味です。

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