「些事」の意味と使い方や例文！「些事に過ぎない」とは？（類義語・対義語）

【二字熟語】
些事

【読み方】
さじ

【意味】
取るに足らないつまらないこと。ささいなこと。小事。

【語源・由来】
「些」は「わずか。いささか。」
「事」は「ことがら。できごと。。」

【類義語】
細事、小事

【対義語】
大事、大変

些事（さじ）の使い方

健太くん。噂されていたわよ。

わずらわしい些事が多い世の中で、根も葉もない噂を気にしてたら心が病んでしまうよ。

そうね。耳に蓋をして気にしないのが一番ね。

第一、噂を気にしないといけないようなことは何一つやっていないからね。

些事（さじ）の例文

1. この件がいかにも些事だと言わんばかりに、健太くんは無関心そうだ。
2. 些事にこだわり、大局を見誤ってはいけない。
3. 些事に追われる日々を過ごしている。
4. ともこちゃんにとっては些事でも、僕にとっては大事なんだ。
5. 些事に気が付くともこちゃんは鋭い。

「些事に過ぎない」とは？

「些事」を用いた表現の一つに「些事に過ぎない」があります。

「些事に過ぎない」とは、取るに足らないつまらないことに過ぎないという意味です。

【例文】

1. この大局を前にして。そんなことは些事に過ぎない。
2. 些事に過ぎないことほど見すごしてはいけないのではないだろうか。
3. 世界的規模で考えれば些事に過ぎない。