「厳選」の意味と使い方や例文！「厳正」との違いは？（類義語・対義語）

厳選の読み方・意味とは？（類義語・対義語）

【二字熟語】
厳選

【読み方】
げんせん

【意味】
厳重な基準によって選ぶこと。

「厳選」というのは、とても厳しい基準や条件を設けて、物や人を選ぶことを言うんだよ。

選び出されるものは、その基準をしっかりと満たした、本当に優れたものだけという意味があるんだ。

なるほどね～、「厳選」っていうのは、えらい厳しい目で、いいものだけをえりすぐるってことかいな。

たとえば、スーパーのお肉売り場で、「厳選されたお肉」って書いてあったら、それはめっちゃええお肉やってことやな。えらいきっちりと選ばれてるんやろなあ。選ぶ方も大変やけど、選ばれる方もえらい優秀なんやな！

【語源・由来】
厳しく選ぶ意。

【類義語】
選出

【対義語】
抽選

厳選（げんせん）の解説

カンタン！解説

「厳選」という言葉はね、物事を選ぶときに、とても厳しい基準やルールに従って選ぶことを意味するんだよ。

例えば、お店で「厳選された商品」というのを見たら、その商品は特別な基準に合うように、とても慎重に選ばれたものだっていうこと。これは、その商品が普通のものよりも品質が高い、または特別な何かがあるっていうサインなんだ。

また、「原料を厳選する」っていうのは、食べ物や製品を作る時に使う材料を、ただ何でも選ぶのではなくて、とても厳しい条件を満たす材料だけを選ぶっていう意味なんだ。例えば、おいしいケーキを作るために、特別においしい卵やバターだけを選ぶようなこと。これは、とても良いものが出来るように、材料を大切に選んでいることを示しているんだ。

だから、「厳選」という言葉は、ただ何かを選ぶのではなく、本当に良いもの、価値のあるものだけを厳しく選び出すっていう意味なんだね。

厳選（げんせん）の使い方

アニメが原作のドラマって、キャスティングが難しいよね。

原作ファンから苦情がきやすいもんね。

このアニメが原作のドラマは、原作ファンも納得の厳選されたキャスティングなんだって。

本当だ。イメージ通りのキャスティングね。

厳選（げんせん）の例文

1. 厳選した最高級の品だけが並んでいます。
2. 数多く食べてきた中から、厳選した10種のモンブランを紹介します。
3. 厳選された材料を使った極上プリンです。
4. このホテルのアメニティは、厳選された上質なアイテムがセレクトされています。
5. 過去に放送されたテレビ番組の中から厳選されたものを再放送する。

厳選の文学作品などの用例

1. ･･･るより、もっと内容を厳選してほしいと思います。〔一九四〇･･･ 宮本百合子「回覧板への注文」

「厳選」と「厳正」の違いを解説

「厳選」に似ている語に「厳正（げんせい）」があります。

「厳正」とは、厳格で公正なことという意味です。

「厳選」は、厳しく選ぶことをいいます。

対して「厳正」は、公正さに厳しいことをいう言葉なので、似ていますが意味は違います。

「厳選」と「厳正」という言葉は、似ているようで意味が違うんだ。まず「厳選」とは、とても厳しい基準を設けて、その基準に合うものだけを選び出すことを意味しているんだ。

一方で、「厳正」とは、物事を処理する際に厳格で公平、公正であることを表す言葉だよ。

なるほどな～。つまり、「厳選」ってのは、すごくシビアな基準で「これはOK、これはNG」と選ぶことやな。例えば、スーパーの果物コーナーで、一番美味しそうなりんごだけを選ぶみたいなもんか。

そして、「厳正」は、公平でフェアなやり方で物事を進めることやね。何かを判断するときに、ちゃんとルールに従って、誰にでも平等な態度でやるってことか。両方とも厳しいって意味があるけど、使い方がちょっと違うんやな。