【二字熟語】
没頭
【読み方】
ぼっとう
【意味】
何もかも忘れて、ある物事に熱中すること。その事に精神をつぎ込むこと。はまりこむこと。没入。
【語源・由来】
「没」は「うちこむ。はまりこむ。」
「頭」は「あたま。」
【類義語】
夢中、集中、熱中、専念、専心、没入
【対義語】
脱却、退屈、倦怠
没頭(ぼっとう)の使い方
ともこちゃん。ともこちゃんってば。
はっ。絵を描くことに没頭していたわ。
100回くらい呼んだんだよ。
ごめんなさいね。没頭すると地震が起きても気が付かないのよ。
没頭(ぼっとう)の例文
- 寝食を忘れて執筆に没頭し、身体を壊した。
- 研究に没頭しすぎて、気が付いたら妻が子供を連れて実家に戻っていた。
- 20代は仕事に没頭して終わった。
- 読書に没頭してしまい、いつの間にか朝になっていた。
- 失恋から立ち直るには、没頭できる趣味があるといい。
「没頭」と「集中」の違いは?
「没頭」に似ている語に「集中(しゅうちゅう)」があります。
「集中」とは、「ひとところに集めること。また、集まること。」という意味です。
「没頭」も「集中」も、一つの事に力を注ぐことをいいます。
しかし「集中」は、「批判が集中する」のように、一か所に集まるという意味がある点が「没頭」と違います。