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「専任」の意味と使い方や例文!「兼任」「専属」「専従」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
専任

【読み方】
せんにん

【意味】
ある一つの任務だけを担当すること。

【語源・由来】
「専」は「他の事はおいてそれだけに集中する。それひとすじ。」
「任」は「引き受けた役目。」

【類義語】
専従、専業

【対義語】
兼業

専任(せんにん)の使い方

ともこ
健太くんが、こんなにギターが上手だとは思わなかったわ。
健太
メンバーに欠員が出た時はいつでも呼んでよ。
ともこ
それなんだけど、私たちのバンドの専任ギタリストにならない?
健太
僕でいいの?うれしいよ。

専任(せんにん)の例文

  1. 彼は英語の専任講師です。
  2. 専任のスタッフを置くことにしました。
  3. アルバイトをやめて専任になりませんか?
  4. 選手と監督を兼任していたが、監督に専任することになった。
  5. その場所には、専任の特別警察が配置されている。

「専任」と「兼任」「専属」「専従」の違いは?

専任」に似ている語に「兼任(けんにん)」「専属(せんぞく)」「専従(せんじゅう)」があります。

「専任」と「兼任」の違いは?

兼任」は、「一人で二つ以上の職務を兼ねること。兼務。」という意味です。

専任」は、ある一つの任務だけを担当することをいうので、「兼任」は、対義語です。

「専任」と「専属」の違いは?

専属」は、特定のものだけに属していること。特に、芸能人などがある一つの会社・団体だけと契約していること。

という意味です。

専任」は、ある一つの任務だけを担当することをいいます。「専属」は、あるものだけに属していることをいうので意味が違います。

「専任」と「専従」の違いは?

専従」は、「その仕事だけに従事すること。また、その人。」という意味です。

専従」とは、その仕事だけに従事することをいうので、その仕事以外はできないということです。

対して「専任」は、ある一つの任務だけを担当することをいうので、業務に支障がなければ、ほかの仕事をすることが可能です。