読み方で悩みやすい漢字の一つに、「遊説」があります。
Q「遊説」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?
次の3択から選んでみて下さい。
遊説の読み方
- 「ゆうぜい」
- 「ゆうぜつ」
- 「ゆうぜい」と「ゆうぜつ」両方とも
このページでは、悩みやすい「遊説」の読み方や意味について詳しく解説していきます。
「遊説」の読み方は、「ゆうぜい」?「ゆうぜつ」?
遊説の正しい読み方は、「ゆうぜい」「ゆうぜつ」どちらなのでしょうか。日常ではあまり使わない言葉なので読み方に悩むかもしれませんね。
「説」の音読みには「セツ」「ゼイ」があり、「セツ」と読むほうが一般的です。
しかし、遊説の読み方としては「ゆうぜい」が正しく、「ゆうぜつ」は間違いになります。
正解は、①の「ゆうぜい」です。
広辞苑には「ゆうぜい」の項目はありますが、「ゆうぜつ」はありません。
「遊説」の意味
遊説の意味は「各地で自分の政治上の意見を説いてまわること」です。
「遊」には「あそぶ」「他国へ行く」「自由に動き回る」「使われずにいる」「つきあう」などの意味があります。また、「説」には「とく」「考えを述べる」「ときすすめる」「といてしたがわせる」の意味があります。
遊説を用いた例文には「政治家が全国各地を遊説する」があります。
遊説は、古代中国で諸侯を訪ねて自分の考えを説いてまわり、政策などを提案したことを表す言葉に由来します。
まとめ
- 遊説の読み方は「ゆうぜい」が正しい。
- 「ゆうぜつ」と読むのは間違い。
- 遊説は「政治上の意見を説いてまわること」を意味する。