姉妹サイト「ことわざ・慣用句の百科事典」はこちら

険悪の読み方!「けんあく」と「けんお」正しいのは?

険悪の読み方

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「険悪」があります。

問題

Q「険悪」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

険悪の読み方
  1. 「けんあく」
  2. 「けんお」
  3. 「けんあく」と「けんお」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「険悪」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「険悪」の読み方は、「けんあく」?「けんお」?

読み方

険悪の正しい読み方は、「けんあく」「けんお」どちらなのでしょうか。どちらも聞いたことがあって悩むかもしれませんね。

「悪」の音読みには「アク」「オ」があるので、どちらも読めそうです。

しかし、険悪の読み方としては「けんあく」が正しく、「けんお」は間違いになります。

正解は、①の「けんあく」です。

広辞苑には「けんあく」の項目はありますが、「けんお」はありません。

「けんお」と読む言葉に「嫌悪」があります。同じように「悪」が入っているために、読み方がこちらと混同してしまうことがあるかもしれませんね。

「険悪」の意味

意味

険悪の意味は「けわしくわるいこと」「何か悪いことが起こりそうなとげとげしい様子」です。

「険」には「けわしい」「あやうい」「とげとげしい」の意味があります。また、「悪」には「わるい」「ひどい」「にくむ」「いやがる」の意味があります。

険悪を用いた例文には「険悪な雰囲気が漂う」「情勢が険悪になる」があります。

【関連記事】
「険悪」の意味と使い方や例文!「嫌悪」との違いは?(類義語・対義語)

まとめ

まとめ
  • 険悪の読み方は「けんあく」が正しい。
  • 「けんお」と読むのは間違い。
  • 険悪は「何か悪いことが起こりそうなとげとげしい様子」を意味する。