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踏襲の読み方!「とうしゅう」と「ふしゅう」正しいのは?

踏襲の読み方

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「踏襲」があります。

問題

Q「踏襲」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

踏襲の読み方
  1. 「とうしゅう」
  2. 「ふしゅう」
  3. 「とうしゅう」と「ふしゅう」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「踏襲」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「踏襲」の読み方は、「とうしゅう」?「ふしゅう」?

読み方

踏襲の正しい読み方は、「とうしゅう」「ふしゅう」どちらなのでしょうか。日常ではあまり使うことがないことから、読み方が難しいかもしれませんね。

「踏」の音読みには「トウ」です。訓読みには「ふ(む)」「ふ(まえる)」があります。

しかし、踏襲の読み方としては「とうしゅう」が正しく、「ふしゅう」は間違いになります。

正解は、①の「とうしゅう」です。

広辞苑には「とうしゅう」の項目はありますが、「ふしゅう」はありません。また、踏の付く言葉には「踏破(とうは)」「雑踏(ざっとう)」「舞踏(ぶとう)」「踏切(ふみきり)」などがありますが、踏を「ふ」と読むことはありません。

「踏襲」の意味

意味

「踏」には「ふむ」「ふまえる」の意味があります。また、「襲」には「つぐ」「受けつぐ」「引きつぐ」の意味があります。

踏襲の言葉から、ただ受け継いで続けるのではなく、これまでのやり方をふまえてあえて前と同じ道を歩く様子が感じられますね。

踏襲の意味は「それまでのやり方を変えずに受け継ぐこと」です。

踏襲を用いた例文には「前任者が築いたやり方を踏襲する」があります。

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まとめ

まとめ
  • 踏襲の読み方は「とうしゅう」が正しい。
  • 「ふしゅう」と読むのは間違い。
  • 踏襲は「それまでのやり方を受け継ぐこと」を意味する。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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