読み方で悩みやすい漢字の一つに、「泡沫」があります。
Q「泡沫」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?
次の3択から選んでみて下さい。
- 「ほうまつ」
- 「うたかた」
- 「ほうまつ」と「うたかた」両方とも
このページでは、悩みやすい「泡沫」の読み方や意味について詳しく解説していきます。
「泡沫」の読み方は、「ほうまつ」?「うたかた」?
泡沫の正しい読み方は、「ほうまつ」「うたかた」どちらなのでしょうか。
漢字から察すると「ほうまつ」の気もしますが、「うたかた」にも聞き覚えはありそうですね。
「泡」の音読みは「ホウ」、訓読みは「あわ」表外読として「あぶく」となります、
一方「沫」の音読みは「マツ」、訓読みは「あわ」「しぶき」となります。
このことから「ほうまつ」は正しそうですが「うたかた」はどうなのでしょう。
結論を言ってしまうと、泡沫の読み方は「ほうまつ」「うたかた」のどちらを使っても間違いではありません。
つまり、答えとしては3つ目の「両方とも」ということになります。
ただ、泡沫は「うたかた」と読むのが一般的ではあります。
さて「ほうまつ」は理解できるものの、何故泡沫を「うたかた」と読むのでしょうか?
実はこれ、熟字を訓読みにする熟字訓と呼ばれるものです。
訓読みが漢字を日本語として意味が通じるように読ませるように、熟字訓とは熟語に対して日本語の意味が通じる読み方で読ませたものです。
簡単にいってしまえば、一つの熟語に対して訓読みをしているということですね。
他にも今日(きょう)明日(あした)昨日(きのう)等様々な熟字訓があります。
今回の泡沫は「ほうまつ」とも読みますが、これの持つ意味が日本語の「うたかた」とほとんど変わらないために、そう読まれるようになりました。
因みに、泡沫は「ほうまつ」「うたかた」以外にも「みつぼ」と読む場合も稀にあります。
「泡沫」の意味は、「ほうまつ」も「うたかた」も同じ
泡沫の意味としては、「あわ(水に浮かぶ泡)」「水に浮かぶ泡のように、儚く消えやすいものの例え」となります。
使い方としては、「泡沫の恋」「泡沫候補」等があります。
ただ、「泡沫人(うたかたびと)」とした場合には、「人の生命のはかなく消えやすいことを例えた語」として使われることが多いです。
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まとめ
- 泡沫の読み方は「ほうまつ」「うたかた」のどちらも正しい。
- 泡沫の読み方には稀に「みつぼ」もある。
- 泡沫は、水に浮かぶ泡やその泡のように儚いものの例えを意味する。