飛礫の読み方！「つぶて」と「ひれき」正しいのは？

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「飛礫」があります。

Q「飛礫」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか？

次の３択から選んでみて下さい。

このページでは、悩みやすい「飛礫」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「飛礫」の読み方は、「つぶて」？「ひれき」？

飛礫の正しい読み方は、「つぶて」「ひれき」どちらなのでしょうか。実際に読もうとすると難しい言葉かもしれませんね。

「飛」の音読みには「ヒ」、訓読み「と（ぶ）」があります。また、「礫」の音読みには「レキ」、訓読みには「こいし」「つぶて」があります。

飛礫の読み方は「つぶて」「ひれき」のどちらを使っても間違いではありません。つまり、どちらも正しい読み方ということになります。

正解は、③の「つぶて」「ひれき」の両方です。

ただし、広辞苑には「つぶて」の項目はありますが、「ひれき」はありません。一般的には「つぶて」と読むことが多い熟語ですが、まれに「ひれき」と読ませる場合があります。

「飛礫」の意味は、「つぶて」も「ひれき」も同じ

飛礫の意味は「小石をなげること、またはその小石」です。

「飛」には「空をとぶ」「とばす」などの意味があります。また、「礫」には「こいし」「いしころ」「つぶて」の意味があります。

飛礫を用いた例文には「便りを出したが梨の飛礫（つぶて）だ」「全くの闇中の飛礫（ひれき）であつた」（神西清『雪の宿り』）があります。

まとめ