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独楽の読み方!「こま」と「どくらく」正しいのは?

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「独楽」があります。

問題

Q「独楽」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

独楽の読み方
  1. 「こま」
  2. 「どくらく」
  3. 「こま」と「どくらく」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「独楽」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「独楽」の読み方は、「こま」?「どくらく」?

読み方

 

独楽の正しい読み方は、「こま」「どくらく」どちらなのでしょうか。どちらも聞いたことがあるかもしれませんね。

「独」の音読みには「ドク」「トク」、訓読みには「ひと(り)」があります。また、「楽」の音読みには「ガク」「ラク」など、訓読みには「たの(しい)」などがあります。

独楽の読み方は「こま」「どくらく」のどちらを使っても間違いではありません。つまり、どちらも正しい読み方ということになります。

正解は、③の「こま」と「どくらく」の両方です。

広辞苑には「こま」「どくらく」の両方の項目があり、「こま」の項目には「こまつぶりの略」とあります。また、新明解国語辞典(第四版)の「こま」の項目には古来の用字として『独楽』が記されています。

「こまつぶり」の言葉は「こま(高麗)」と「つぶり(円らの転)」とされます。

ただし、「こま」と読む場合と「どくらく」と読む場合では意味が少し違ってきますよ。

「独楽」の意味は、「こま」と「どくらく」で違う!

意味

「独」には「ひとり」「ひとつ」の意味があります。一方、「楽」には「たのしむ」などの意味があります。

独楽(こま)の意味は「軸を中心として回転する逆円錐形のおもちゃ」です。
独楽(どくらく)の意味は「ひとり楽しむこと」です。

独楽を用いた例文には「正月には子供たちが独楽(こま)回しする」があります。

まとめ

まとめ
  • 独楽の読み方は、「こま」「どくらく」のどちらも正しい。
  • 独楽(こま)は「軸を中心として回転する逆円錐形のおもちゃ」を意味する。
  • 独楽(どくらく)は「ひとり楽しむこと」を意味する。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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