重宝の読み方！「ちょうほう」と「じゅうほう」正しいのは？

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「重宝」があります。

Q「重宝」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか？

次の３択から選んでみて下さい。

重宝の読み方

このページでは、悩みやすい「重宝」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「重宝」の読み方は、「ちょうほう」？「じゅうほう」？

重宝の正しい読み方は、「ちょうほう」「じゅうほう」どちらなのでしょうか。どちらも聞いたことがあるかもしれませんね。

「重」の音読みには「ジュウ」「チョウ」、訓読みには「え」「おも（い）」「かさ（ねる）」などがあります。また、「宝」の音読みには「ホウ」、訓読みには「たから」があります。

重宝の読み方は「ちょうほう」「じゅうほう」のどちらを使っても間違いではありません。つまり、どちらも正しい読み方ということになります。

正解は、③の「ちょうほう」と「じゅうほう」の両方です。

広辞苑には「ちょうほう」「じゅうほう」の両方の項目があります。ただし、「ちょうほう」と読む場合と「じゅうほう」と読む場合では少し意味が違ってきます。

「重」の意味の中には「おもんじる」「たいせつにする」があります。一方、「宝」には「たから」などの意味があります。

重宝（ちょうほう）の意味は「貴重な宝物。大切なたから」「貴重なものとして大切に扱うこと」「役に立って便利なこと」です。
また、重宝（じゅうほう）の意味は「貴重な宝物。大切なたから」です。

重宝を用いた例文には「代々受け継がれてきた重宝」「彼は気が利く人で重宝がられている」があります。