栄転の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
栄転
【読み方】
えいてん
【意味】
職務や職場が従来よりも良い地位に移ること。
ようやく頑張りが認められて、出世する感じやな。これは、人生で良い方向に進むことの象徴やで。
【語源・由来】
「栄」は「さかえ。はえ。ほまれ」
「転」は「うつす。うつる。位置をかえる。」
【類義語】
出世、栄進、栄達、昇級、昇任、昇叙、登庸
【対義語】
左遷
栄転(えいてん)の解説
「栄転」っていう言葉はね、今までの仕事や役職よりも、もっといい、もっと高い役職や地位に移ることを指すんだよ。
例えば、「来年春より、長年希望していた部署への栄転が決定した」というのは、来年の春から、ずっとやりたかった仕事や部署に移ることができる、ということを言っているんだ。つまり、その人がもっといい仕事や役職に昇進することが決まったってこと。
それに加えて、「栄転」は「転勤」や「転任」のときの尊敬の意味を込めて使うこともあるんだ。転勤や転任は、仕事の場所や部署が変わることを言うんだけど、それが昇進として、または敬意を持って伝えたいときに「栄転」という言葉を使って表現することがあるんだよ。
栄転(えいてん)の使い方
栄転(えいてん)の例文
- 本社の部長に栄転する。
- ご栄転おめでとうございます。
- 大阪支店長に栄転することになった。
- 栄転には違いないが、興味のない部署だった。
- 栄転を蹴って転職した。
栄転の文学作品などの用例
「栄転」と「左遷」や「異動」、「昇進」との違いを解説
「栄転」のように人事に関する言葉に「左遷」や「異動」、「昇進」があります。
「左遷」は高い官職から低い官職に落とすこと。また、官位を低くして遠地に赴任させること。左降。
「異動」は地位・勤務などがかわること。
「昇進」は官等・位階・地位がのぼりすすむこと。
という意味です。
そして、「異動」は、職場や勤務の変更、または他の職場に移ることを言うよ。さらに、「昇進」は、今の役職や地位からさらに上に進むことを意味しているよ。
一方、「異動」は職場が変わる感じで、新しい場所やチームに行くことやな。そして、「昇進」は、もっと大きな役職や責任をもらう、すごいことや!全部、自分のキャリアや働く場所に関する言葉やな。
「栄転」・・・上の地位に上がること。転勤あり。
「左遷」・・・降格や遠地への赴任。
「異動」・・・地位は変わらず部署が変わる。
「昇進」・・・上の地位に上がること。転勤なし。
「栄転」と「昇進」が似ていますが、転勤の有無という違いがあります。
「左遷」は「栄転」や「昇進」と逆で降格の意味です。
「異動」は地位が変わらない部署だけの変化をいいます。
仕事での昇進や、より重要な役割につくことなど、成長や進展を表す良い言葉だね。