弥栄の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
弥栄
【読み方】
いやさか
【意味】
①いよいよ栄えること。
②繁栄を祈って叫ぶ声。ばんざい。
祝いのあいさつに使う。
そやな。それは、「ますます盛んになっていくこと」やな。
みんなが声を上げて「うまくいけー!」って祈るときにも使うんや。まあ、「ばんざい」って感じの言葉やな。
【語源・由来】
「弥」は「いよいよ。ますます。いや。」という意味。「栄」は「さかえる。さかんになる。さかんにする。」このことから「弥栄」は「いよいよ栄える」という意味。
【類義語】
清栄、繁栄、盛栄、発展、万歳
弥栄(いやさか)の解説
カンタン!解説
「弥栄」っていう言葉は、ますます繁栄する、つまり、どんどん良くなっていく、成長していくという意味があるんだよ。
例えば、「国の弥栄を祈る」っていう文は、国がどんどん豊かになり、発展していくことを願っている、という意味だね。
もう一つの意味としては、人々が繁栄を祈り、その喜びを声に出して叫ぶときに使うんだ。「ばんざい」のような感じで、歓喜や喜びを表現するのに使うよ。
だから、「弥栄」は、物事がどんどん良くなり、発展し続けることを願う言葉であり、また、その繁栄を祝う声を表す言葉でもあるんだよ。
弥栄(いやさか)の使い方
学校の創立100周年記念式典で生徒代表としてあいさつをしないといけないの。
大役だね。
何ていえばいいのかしら。
この学校の弥栄を祈りますって言うと良いんじゃないかな。
弥栄(いやさか)の例文
- 天皇ご一家の弥栄を祈っております。
- 御国の弥栄を祈る。
- 御両家の弥栄を祈り、乾杯のご挨拶にかえさせていただきます。
- ボーイスカウトの団員たちが、帽子を片手に弥栄と叫んでいた。
- これからの人生に心より弥栄を送ります。
弥栄(いやさか)は、挨拶にも使える?
「弥栄」は、普段の会話ではなく、スピーチや手紙など改まった場面で使う格式ばった言葉です。
最近では、安倍首相の国民代表の辞に「ここに、令和の御代の平安と、皇室の弥栄をお祈り申し上げます。」とありました。
「弥栄」は、発展や繁栄を意味する良い意味の言葉なので、結婚式などのスピーチやあいさつにふさわしいと言えます。
また、人々が繁栄を祈って叫ぶ声、つまり「ばんざい」という感じもあるんだよ。