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「手段」の意味と使い方や例文!「手段を講じる」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
手段

【読み方】
しゅだん

【意味】
ある事を実現させるためにとる方法。てだて。

【語源・由来】
「手」は「手わざ。腕前。」
「段」は「手だて。やりかた。」

【類義語】
方策、方法、手法

【対義語】
目的

手段(しゅだん)の使い方

健太
あのチームに勝つにはどんな手段を講じればいいかな。
ともこ
ずるい手段を使って勝ってもうれしくないから、真っ当な手段を考えないといけないわね。
健太
エースを潰すとか姑息なことを考えていたよ。
ともこ
それじゃあ試合で勝っても、勝ったことにはならないわ。こちらのチームの強みを生かして勝ちましょう。

手段(しゅだん)の例文

  1. 目的を達成するためなら手段を選ばない男だ。
  2. 携帯電話をなくし、彼と連絡をとる手段がなくなりました。
  3. よくこんな姑息な手段を思いつくものだと感心する。
  4. あらゆる手段を使って、仕事を完遂する。
  5. それは目的ではなく手段にすぎない。

「手段を講じる」とは?

手段」を用いた表現の一つに「手段を講じる(しゅだんをこうじる)」があります。

手段を講じる」の「講じる」とは、「こう(講)ずる」(サ変)の上一段化です。ここでは、問題を解決するために、考えをめぐらして適当な方法をとるという意味です。

手段を講じる」とは、問題を解決するための方法を考えて実施することという意味です。

【例文】
・市場を安定させるためにあらゆる手段を講じる
・彼は、作品を売るためにはどんな手段を講じることもいとわないというやり手だ。
・悪質な書き込みには法的手段を講じます。