寛大の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
寛大
【読み方】
かんだい
【意味】
心の広くゆるやかなこと。おおようなこと。
心がデカくて、人のミスも受け入れてくれる、優しい人ってことやん。ええ人やな、そういう人は。
【語源・由来】
「寛」は「ひろい。心がひろい。ゆとりがある。」
【類義語】
寛容
【対義語】
過酷、苛酷、厳格
寛大(かんだい)の解説
「寛大」という言葉は、心が広くて、他人の過ちやミスを容易に許す、または思いやりが深いことを表す言葉なんだよ。
例えば、「寛大な処置」というのは、人の過ちやミスを厳しく責めるのではなく、むしろ理解や考慮を持って、優しく対応する方法や行動を意味しているんだ。たとえば、友達があなたの大切な物を壊してしまったとしても、それに怒らず「大丈夫、気にしないで」と優しく対応することを想像してみて。そういう広い心や思いやりのある態度を「寛大」という言葉で表現するんだよ。
また、「寛大」の名詞的な表現で「かんだいさ」という言葉があって、これは「寛大」という性質や態度を持っていること、またはそのような特徴を強調するときに使うことができるよ。例えば、「彼のかんだいさにはいつも感謝している」というのは、彼の寛大な性質や態度に対しての感謝を表しているよ。ここでの「かんだいさ」は、彼の持つ「寛大」という性質そのもの、またはその度合いを強調して示しているんだ。
だから、「寛大」という言葉は、心の広さや、他人の過ちやミスに対して優しく、思いやりのある対応をすることを示しているんだね。
寛大(かんだい)の使い方
寛大(かんだい)の例文
- 寛大な処置に感謝する。
- 寛大な心で罪を許しました。
- 部下の失敗に寛大な上司で良かった。
- ともこちゃんの寛大さに感銘を受けました。
- 寛大さと厳格さのバランスが大事です。
寛大の文学作品などの用例
「寛大」と「寛容」の違いを解説
「寛大」に似た語に「寛容」があります。
「寛容」は、
①寛大でよく人を許し受け入れること。咎めだてしないこと。
②他人の罪過を責めずに許すというキリスト教の重要な徳。
③異端的な少数意見発表の自由を認め、そうした意見の人を差別待遇しない。
という意味です。
「寛大」と「寛容」の違いは、
「寛大」・・・心が広く、おおらかなこと。
「寛容」・・・心が広く、受け入れ許すこと。
という点です。
それに対して「寛容」は、他人の意見や考え方、信条などの大きな違いを認めて受け入れること、特に異端的な意見や信条に対して差別せず受け入れる態度を指しているんだ。
ほんで、「寛容」は「おっと、この人の考え方、ちょっと変わってるな」と思った時に「でも、それもありやろ。別に差別せんとこ」と受け入れる感じやな。特に、みんなとはちょっと違う考えや信じてることに対して、ええ感じに受け入れることを言うんやな。似てるけど、ちょっとした違いがあるんやな。
その人は些細なことで他人を責めたりせず、理解を示す性格を持っているという意味だよ。